SDエンターテイメント、エンターテイメント事業の譲渡で特別損失を計上 営業損失1300万円 平成31年3月期第3四半期決算

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売上増加も、映画感やゲームセンターなどのエンターテイメント関連事業をスガイディノスHDに譲渡したことで損失が発生。

SDエンターテイメント株式会社は、平成31年3月期第3四半期決算を2月13日(水)に発表。当期連結経営成績については、売上高は59億300万円(前年同期比1.2%増)、営業損失は1300万円、経常損失は1億1600万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は12億8800万円となった。

SDエンターテイメント決算

経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間は、前期より行なってきた不採算店舗の閉店や業態転換をはじめとするスクラップ&ビルドや運営方法の見直しなどの構造改革を推進。持続的な成長に向けた事業構造の抜本的な見直しとして、市場規模が拡大成長しているウェルネス事業を会社の新たな中核事業と位置付け、親会社であるRIZAPグループ株式会社とのシナジーを強化する中で、成長に向けた経営資源を集中させることになった。

上記に伴い、会社設立から65年にわたって北海道を中心に運営してきた映画館やボウリング場、ゲームセンターなどのエンターテイメント関連事業を、2018年11月30日公表の「株式会社スガイディノスの株式譲渡契約の締結及びそれに伴う子会社の異動に関するお知らせ」のとおり、スガイディノスホールディングス株式会社に譲渡。また、平成30年12月には、建物の老朽化が従来から課題であったディノス札幌中央ビルを、経営資源の有効活用による資産の効率化と財務体質強化のために、株式会社タツミプランニングに譲渡した。

売上高については、ウェルネス事業が大きく貢献したことで増益となった。

一方の営業利益については、エンターテイメント事業の繁忙期であるクリスマスシーズンと年末時期の前に同事業を譲渡したことにより損失を計上した。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は59億300万円(前年同期比1.2%増)、営業損失は1300万円(前年同四半期は同1億2200万円)、経常損失は1億1600万円(前年同四半期は同2億3200万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は12億8800万円(前年同四半期は純損失2億900万円)となった。

関連サイト

SDエンターテイメント株式会社公式サイト
平成31年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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