DLE、アプリゲームの売上が落ち着き減収減益 営業利益1500万円 平成31年6月期第2四半期決算

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利益率の高い大型案件がなかったことも収益に影響。開催エリアを拡大中のファッションイベント「TOKYO GIRLS COLLECTION」は好調。

株式会社ディー・エル・イー(以下、DLE)は、平成31年6月期第2四半期決算を2月14日(木)に発表した。当期の連結経営成績については、売上高は23億6600万円(前年同期比7.6%減)、営業利益は1500万円(同87.2%減)、経常利益は1400万円(同88.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は6億3500万円だった。

決算 ハイライト 営業利益

経営成績に関する説明

ソーシャル・コミュニケーション領域では、IPを開発や取得を行ない、動画広告などのマーケティングサービス提供、スマートフォン向けゲームアプリやメッセンジャーアプリ向けスタンプなどのデジタルコンテンツの企画開発や配信などを行なった。

当第2四半期連結累計期間に関しては、IPの露出先の拡大や展開手法の多様化による、IP価値の成長に連動し、各サービスを展開した。それにより、「マイナビ presents 第27回東京ガールズコレクション2018 AUTUMN/WINTER」の開催、北陸地方初の「プレステージ・インターナショナルpresents TGC TOYAMA 2018 by TOKYO GIRLS COLLECTION」の開催などによる「TOKYO GIRLS COLLECTION」ブランドが伸長したことで、売上や利益が増加した。しかし、アプリゲーム関連の売上が一巡したことやセールスプロモーションの減収があったことで、前年四半期連結累計期間と比べて、売上や利益が減少した。

IPクリエイション領域では、IPの新規開発や映画・TV・ネットメディアなどの映像コンテンツの企画開発、制作、総合的プロデュースを展開。

当第2四半期連結累計期間については、各IPのTVシリーズ・WEBシリーズの継続により認知度向上と世界観醸成に努めた。それとともに、新規映画作品として、プチョン国際アニメーション映画祭長編部門で優秀賞と観客賞を受賞した、劇場版「若おかみは小学生!」を公開した。その結果、納品数が減少したため売上は減少したが、利益率の高い納品が多かったことで、利益は前年同四半期連結累計期間比で増加した。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は23億6653万円(前年同期比7.6%減)、営業利益は1560万円(同87.2%減)、経常利益は1425万円(同88.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は6億3557万円(前年同期は5233万円の利益)だった。

関連サイト

株式会社ディー・エル・イー公式サイト
平成31年6月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年6月期2Q決算説明資料

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