レッグス、コンテンツカフェの物販販売の好調で過去最高の営業利益10億円 平成30年12月期決算

レッグス

テレビや映画、ライブイベントと連動したコンテンツ活用に注力。カフェ物販のビジネスモデルを確立し、事業成長の柱のひとつに。

株式会社レッグス(以下、レッグス)は、平成30年12月期決算を2月14日(木)に発表した。当期の連結経営成績については、売上高は142億7000万円(前年同期比7.1%増)、営業利益は10億5400万円(同24.6%増)、経常利益は10億8300万円(同17.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は7億7600万円(同23.4%増)だった。

決算 ハイライト 業績

経営成績に関する説明

レッグスグループでは中長期的な経営戦略に基づき、コンテンツを活用した取り組みの強化により、従来のプロモーションに加えOEM(発注元企業の名称やブランド名で販売される商品)や物販などへの拡大を推進してきた。

従来のプロモーションについては、戦略市場である流通および日用雑貨業界を中心に、VMD商材(商品展示効果を高めるため、店舗全体の空間デザインから商品の展示・陳列までを統合的に提供する商材およびサービス)、WEB連動キャンペーンなど、近年の顧客の販促ニーズの変化に対応した商材を提供し、既存顧客の深掘りと共に、その他の業界での新規顧客の開拓を行なってきた。

また、TVや映画、ライブイベントなどと連動し、積極的にコンテンツを活用した消費にも注力。今後も引き続き、付加価値の高い事業の展開と生産性向上により収益力を強化する。

働き方改革として、意識改革と業務改革を進めることにより、時間外勤務管理体制を強化している。

当連結会計年度におけるグループの売上高については、OEM顧客向けの落ち込みがあったが、数年戦略的に注力してきたコンテンツカフェ物販が順調であり、新しいビジネスの柱として育ってきたこと、既存のビジネスの柱としての日用品・飲料メーカー顧客向けの販促受託業務が堅調だったことにより前年同期比で増収となった。

営業利益と経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益に関しては、主に人件費などを中心に販売費や一般管理費が増加したが、上記の増収を受けて前年同期比で増益だった。

以上の結果、当連結会計年度における売上高は142億7000万円(前年同期比7.1%増)、営業利益は10億5400万円(同24.6%増)、経常利益は10億8300万円(同17.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は7億7600万円(同23.4%増)となった。

関連サイト

株式会社レッグス公式サイト
平成30年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)
平成30年12月期決算説明会資料

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