大日本印刷の子会社で、傘下に丸善やジュンク堂といった書店などを持つ持株会社。
丸善CHIホールディングス株式会社は、2019年1月期決算を3月15日(金)に発表。当期連結経営成績について、売上高は1770億4100万円(前期比0.7%減)、営業利益は31億9100万円(同38.7%増)、経常利益は31億1600万円(同38.2%増)、当期純利益は24億2400万円(前年同期3億2100万円の純損失)だった。
経営成績に関する説明
当期の丸善CHIグループは、書籍流通構造改革の推進や書店収益力の向上、“人生100年時代”への学び事業の創造をテーマに、新しい付加価値と事業モデルの創出に取り組んだ。
具体的には、大学を主な市場とするグループ子会社の丸善雄松堂株式会社が、従前より提供する大学向けソリューションとの組み合わせにより、事務効率の向上に向けた新しいサービスの提供できると考え、大学向け公開講座管理システムの販売・保守、ポータルサイトの運営を行なうセカンドアカデミー株式会社の全株式を取得し、2018年2月1日付で同社を完全子会社化した。
業績に関して、売上高は例年並み、利益については、粗利益率の改善と販管費の削減により増加した。
以上の結果、売上高は1770億4100万円(前期比0.7%減)、営業利益は31億9100万円(同38.7%増)、経常利益は31億1600万円(同38.2%増)、当期純利益は24億2400万円(前年同期3億2100万円の純損失)だった。