SKIYAKI、サービス規模拡大も収益減 営業利益2億円 2019年1月期決算

電子チケットサービス「SKIYAKI TICKET」やファンクラブなどのサービスを提供。サービス数増加で売上高は前期比1.5倍超に。

株式会社SKIYAKI(以下、SKIYAKI)は、2019年1月期決算を3月15日(金)に発表。当期連結経営成績については、売上高は40億8400万円(前期比64.2%増)、営業利益は2億2900万円(5.2%減)、経常利益は1億7200万円(同20.6%)、親会社に帰属する四半期純利益は7900万円(同56%減)となった。

決算 サマリー 営業利益

経営成績に関する説明

SKIYAKIグループは、アーティストに係るファンクラブサービスやアーティストグッズなどのECサービス、電子チケットサービス「SKIYAKI TICKET」の提供などによりサービスを増やし、取引規模を拡大させてきた。

また、ファンクラブやEC、TICKET、旅行、イベントなどの既存サービスに加え、スマートフォン向けキャッシュレス決済サービス「SKIYAKI PAY」のリリース、事業譲受によるライブ・イベントの同行者を探せるSNSサービス「AMIPLE」など、新サービスチャネルの展開を積極的に進めるとともに、株式会社SKIYAKI LIVE PRODUCTION(旧:株式会社MSエンタテインメント・プランニング 以下、SKIYAKI LIVE PRODUCTION)、株式会社SKIYAKI APPS(旧:株式会社SKIYAKI OFFLINE)、株式会社SEA Globalを連結子会社化し、株式会社3DAY(旧:株式会社ピーリンク)を持分法適用関連会社にするなど、シナジー効果が見込まれる企業への積極的なM&Aを実施してきた。

ファンクラブサービスについては、サービス数や有料会員数ともに前連結会計年度比で堅調に増加し、売上高の増加に貢献。

ECサービスに関しては、サービス数は増加したが、商品の出荷金額が伸びず、売上高が前連結会計年度比で減少。一方で、商品の保管や配送費用などの値上がりを受けて、倉庫物流費用が増加した。

ライブ制作事業については、当連結会計年度より連結の範囲に含めているSKIYAKI LIVE PRODUCTIONのライブ制作収入により、売上高と売上原価が増加した。

以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高は40億8407万円(前期度比64.2%増)、営業利益2億2995万円(同5.2%減)、経常利益1億7205万円(同20.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益7995万円(同56%減)となった。

関連サイト

株式会社SKIYAKI公式サイト
2019年1月期決算短信〔日本基準〕(連結)