コヨーテは2017年8月に設立した合弁会社。経営環境の変化などに応じて独自の成長戦略を推進できるのが望ましいと判断し株式売却を決定。
株式会社ディー・エル・イー(以下、DLE)は、東映株式会社(以下、東映)と東映アニメーション音楽出版株式会社(以下、東アニ音楽出版)の3社で設立したコヨーテ株式会社(以下、コヨーテ)について、DLEが保有するコヨーテの株式のすべてを、東映と東アニ音楽出版に売却することを決定したと発表した。
コヨーテは、2017年8月にDLE、東映、東アニ音楽出版の3社で、オリジナルコンテンツの企画開発とプロデュースを行なう合弁会社として設立された企業。
3社の経営資源の最適化の観点から、慎重に協議を重ねた結果、経営環境の変化などに応じて、各々が独自の成長戦略を推進できるようにすることが望ましいとの判断し、今回の株式売却に至った。
DLEは、保有していたコヨーテの全株式(発行済株式全体の33%)を、東映と東アニ音楽出版に売却し、合弁を解消。
株式譲渡の実行により、DLEは、平成31月6月期第3四半期の連結財務諸表と個別財務諸表において、関係会社株式売却損2400万円を特別損失として計上すると発表した。平成31年6月期の連結業績への影響については、その他の要因も含め精査中とのこと。