アニメ制作における多くの実績とデータをもつアスラフィルムと共同で、心理学やAI技術を活用したコンテンツ開発手法を研究。
株式会社エモスタ(以下、エモスタ)は、株式会社アスラフィルム(以下、アスラフィルム)と業務提携を行なったことを発表した。
エモスタは、自社開発の感情認識AI「エモリーダー」をはじめとする技術を活用し、心理学ソリューションの提供を行なっている企業。
アスラフィルムは、多数の作品制作に関わっているアニメ制作会社。代表取締役は、元スタジオ4℃出身の望月重孝氏。国内3支社に加え、中国に提携企業1社を展開している。
今回の業務提携により、エモスタは、アニメ制作における多くの実績とデータをもつアスラフィルムと共同で、心理学およびAI技術を活用したコンテンツやコンテンツ開発手法の研究に取り組むと発表。
具体的には、キャラクターの性格や言動、行動、キャラクター間の会話や心理面への影響をソーシャルスキルモデル、ネットワーク解析の手法を用いて定量的に定義するなどを研究していく。
これにより、単なるシナリオ分岐にとどまらず、視聴者の感情発露や共感の程度によって、他キャラクターの対応やその後のシナリオ展開が変化していくインターアクティブコンテンツ体験の実現を目指す。
また、研究成果をいかした具体的なアニメコンテンツの開発や、長期的にはバーチャルなキャラクターと人間が共棲するコンテンツの開発を進めると発表した。