テンセントの担当者が「Nintendo Switch」のハードウエア販売を中国で申請。販売台数を大きく伸ばす起爆剤となるか。
任天堂株式会社が、中国の大手企業テンセントと協力して、家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」の販売許可を中国当局から取得したことを海外ニュースサイト「Bloomberg(参考記事(海外サイト:英語)」などが報じた。
「Bloomberg」が任天堂の広報担当者に確認したところ、テンセントの担当者が「Nintendo Switch」のハードウエア販売に関する申請を行なったことを認めたが、それ以上の詳細については言及を避けた。任天堂公式サイトにも、本件について発表を行なっていない(4月24日時点)。
任天堂は、2017年3月から「Nintendo Switch」を販売しているが、自社が掲げる目標に到達しておらず、2019年1月には2019年3月期の本体販売目標を下方修正している。
世界最大のゲーム市場になる可能性がある中国で、「Nintendo Switch」の販売が実現すれば、販売台数を大きく拡大する起爆剤として期待もできる。任天堂とテンセントの両社の動向に今後も注目したい。
関連サイト
Nintendo Soars as Tencent Wins Switch Game Approval in China(海外サイト:英語)