サイバーエージェント、ゲーム事業が売上増加も利益は減少 営業利益139億円 2019年9月期第2四半期決算

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ゲーム事業は主力ゲームの周年記念で売上が増加も、利益は減少。投資育成事業は大きく増収増益。「AbemaTV」への投資は継続中。

株式会社サイバーエージェントは、2019年9月期第2四半期決算を4月24日に発表。当期の連結経営成績は、売上高は2281億8400万円(前年同期比10%増)、営業利益は139億4900万円(同29.3%減)、経常利益は137億2900万円(同26.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は10億8700万円(同74.4%減)となった。

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経営成績に関する説明

サイバーエージェントグループは、スマートフォン市場の成長を取り込む一方で、中長期の柱に育てるため、引き続き「AbemaTV」への投資期としている。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2281億8400万円(前年同期比10%増)、営業利益は139億4900万円(同29.3%減)、経常利益は137億2900万円(同26.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は10億8700万円(同74.4%減)となった。

セグメント毎の業績は以下。

メディア事業
「AbemaTV」「Ameba」「タップル誕生」などが属している。

前期に引き続き「AbemaTV」への投資期でありつつも、売上が伸長。

上記の結果、売上高は192億6500万円(前年同期比29.1%増)、営業損失は95億2200万円(前年同期は75億5400万円の損失)だった。

ゲーム事業
株式会社Cygames、株式会社サムザップ、株式会社Craft Eggなどが属している。

主力ゲームの周年記念により、売上が増加した。

上記の結果、売上高は762億7100万円(前年同期比2.8%増)、営業利益は106億6300万円(同24.9%減)だった。

インターネット広告事業
インターネット広告事業本部、株式会社CyberZなどが属している。

今期は新規公告主の開拓に注力した。

上記の結果、売上高は1032億9200万円(前年同期比9.7%増)、営業利益は101億5800万円(同15.6%減)だった。

投資育成事業
コーポレートベンチャーキャピタル、株式会社サイバーエージェント・キャピタルなどのファンド運営が属している。

売上高は50億2700万円(前年同期比138.1%増)、営業利益は40億5400万円(同240.2%増)だった。

その他事業
株式会社CAM(株式会社シーエー・モバイルから社名変更)や株式会社ウエディングパークなどが属している。

売上高は93億3700万円(前年同期比13.6%増)、営業利益は2億1400万円(同82%減)だった。

関連サイト

株式会社サイバーエージェント公式サイト
2019年9月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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