VR/ARプラットフォームの垣根をなくす、共通ファイル形式に国内外の大企業が続々と参画。
一般社団法人VRMコンソーシアムは、AR/VRなどの3Dアバターを活用する市場のさらなる躍進を掲げる共同事業体「VRMコンソーシアム」に、株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、ソフトバンク株式会社をはじめ、中国企業のbilibili、韓国企業のSalin Co.,Ltd.など、正会員10社と賛助会員3社が新たに加盟したことを発表した。
「VRM」は、3DCGの標準フォーマットである「glTF2.0」をベースにしたプラットフォーム共通のファイル形式で、対応アプリケーションすべてにおいて同じアバター(3Dモデル)データが使えるのが特徴。この「VRM」形式を使うことで、生放送・動画・ゲーム・チャットなど、それぞれで存在するVR世界が繋がり、プラットフォームを超えた自由なコラボレーションの実現の一助となることを目指している。
また、「VRM」形式とその標準実装(Unity対応)は、すべて無料かつ自由に使用できるようオープンソースで公開していくとのこと(公式サイトにてMITライセンスで提供中)。