既存タイトルが予想通りに推移したことで業績予想を達成。今後は「主力タイトルの売上の維持・拡大」「経費の削減」などに努めると発表。
株式会社Aiming(以下、Aiming)は、2019年12月期第1四半期決算を4月26日(金)に発表した。当期累計経営成績に関しては、売上高は15億9800万円、営業利益は5900万円、経常利益は5400万円、四半期純利益は4800万円だった。
経営成績に関する説明
当期に関しては、前四半期に実施したイベントの反動により減収も、共同事業の相手先負担分を売上原価から減額したことと、新作のプロモーション費用などの減少により、黒字になった。
既存タイトルについては、『剣と魔法のログレス いにしえの女神』の第1四半期の売上高が、周年イベントの反動により前四半期から減収。一方で、他社IPとのコラボによる課金施策が想定よりも上回ったことで業績予想を達成した。今後は、アクティブユーザー数の維持を目指すとともに、課金ユーザーの改善を行なっていく。
『CARAVAN STORIES』に関しては、売上高が周年と年末イベントの反動で、前四半期に対して減収も、業績予想を達成。継続率等のKPIは、前四半期に続き、安定に推移している。今後は、日本全国の温泉地とのコラボ「温泉物語」や2018年夏に開催し好評であった「イエ島」との第2弾コラボ、3月11日に運営を移管した『戦国大河』とのコラボを実施し、新規ユーザーの獲得や定着に取り組んでいく。
また、Aimingは、前事業年度までに継続して営業損失や経常損失、当期純損失などを計上しており、業績回復の状況を慎重に見極める必要があるため、当第1四半期累計期間においても、継続企業の前提に重要な疑義が起きる事象や状況が存在していると認識している。それに対して、当該状況を解消するため、2019年2月1日付で第三者割当による新株式発行により7億4998万円の資金調達を実施し、財務基盤の安定化をはかった。
今後も、「主力タイトルの売上の維持・拡大」「開発中および運営中タイトルの選択と集中によるコストの適正化」「資金調達や資金繰りの安定化」「経費の削減」に努めていくと発表した。
以上の結果、2019年12月期第1四半期の累計経営成績は、売上高15億9800万円、営業利益5900万円、経常利益5400万円、四半期純利益4800万円だった。
関連サイト
株式会社Aiming公式サイト
2019年12月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2019年12月期第1四半期決算説明会資料