ガンホー『パズドラ』や『Ragnarok M』の貢献で増収増益 営業利益130億300万円 2019年12月期第1四半期決算

サービス開始7周年を迎えた『パズドラ』はイベント施策などにより好調。『Ragnarok M』は順次配信地域を拡大し、収益に貢献。

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社(以下、ガンホー)は、2019年12月期第1四半期決算を5月13日(月)に発表した。当期連結経営成績については、売上高は350億7300万円(前年同期比60.2%増)、営業利益130億300万円(同101.3%増)、経常利益130億8900万円(同108.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益84億8500万円(同109.4%増)だった。

ガンホー決算 業績推移

経営成績に関する説明

ガンホーでは、引き続き「新規価値の創造」に向けて、グローバル配信を見据えたゲーム開発に注力すると共に、「既存価値の最大化」のため、各ゲームのMAU(Monthly Active User:月に1回以上ゲームにログインしている利用者)の維持や拡大、ゲームブランドの強化に取り組んできた。

既存ゲームについては、『パズル&ドラゴンズ(以下、パズドラ)』を長期的に楽しんでもらうことをメインに、新ダンジョンなどの追加やゲーム内容の改善、他社有名キャラクターとのコラボレーション、eスポーツイベントの開催など、継続的にアップデートやイベントを実施してきた。

『パズドラ』は、2019年2月にサービス開始から7周年を迎えたこともあり、様々なユーザーに楽しんでもらえるよう、記念イベントを実施してきた。また、7周年に向けたイベントとして行なった「パズドラ大感謝祭」の各施策が奏功したことによってMAUが増加し、当第1四半期連結累計期間においてもMAUが堅調に推移した。

子会社の事業については、連結子会社のGRAVITY Co.,Ltd.がスマートフォン向けゲーム『Ragnarok M:Eternal Love』の配信地域拡大のため、2018年10月から東南アジア地域で新しくサービスを開始し、引き続き堅調に推移している。さらに、本ゲームは、2019年1月から北米や南米、オセアニアでもサービスを開始したことで、収益に貢献した。

日本でのサービス開始は、2019年内を予定しており、現在は配信準備を行なっている。

ラグナロク

以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は350億7300万円(前年同期比60.2%増)、営業利益130億300万円(同101.3%増)、経常利益130億8900万円(同108.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益84億8500万円(同109.4%増)となった。

関連サイト

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社公式サイト
2019年12月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年12月期 第1四半期決算説明会資料