「with」などのコミュニティジャンルが売上をけん引。VRの開発投資や既存事業強化に向けた事業投資を実施。
株式会社イグニス(以下、イグニス)は、2019年9月期第2四半期決算を5月15日(水)に発表した。当期連結経営成績については、売上高27億1500万円(前年同期比9.9%増)、営業損失5億1400万円、経常損失5億5900万円、親会社に帰属する四半期純損失4億5400万円だった。
経営成績に関する説明
イグニスグループは、主なビジネスとして恋愛・婚活マッチングサービス「with」などのコミュニティ、スマホRPG『ぼくとドラゴン』や『でみめん』、イグニスグループ初のブラウザゲーム『猫とドラゴン』といったゲームを展開し、2つのどちらのジャンルに属さないビジネスをその他とした、3ジャンルを、現時点で収益を生む基盤収益事業と位置づけて展開している。
さらに、新規ジャンルへのチャレンジとして、今後のサービス普及拡大と急成長が見込まれる分野であるVR(Virtual Reality:仮想現実)やAI(Artificial Intelligence:人工知能)、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)などの最先端技術の商業化を目指している。特にVRとAIを活用したビジネスを積極的投資事業と位置付け、早期収益化に向けて積極的に経営資源を投入している。
当第2四半期連結累計期間においては、前期に続き、高成長を続けているコミュニティジャンルが連結売上高に大きく貢献した。
一方、新規事業の商業化に向けた開発投資や既存事業の強化に向けたプロモーションなどの事業投資も行なってきた。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は27億1577万円(前年同期比9.9%増)、営業損失は5億1443万円(前年同期は6億6694万円の営業損失)、経常損失は5億5906万円(前年同期は6億7404万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は4億5434万円(前年同期は8億5566万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となった。