WFLE、バーチャルキャストと戦略的業務提携を発表 VTuberの活動拡大を目指す

バーチャルキャスト

「バーチャルキャスト」を利用するVTuberが「REALITY」で番組配信が可能に。制作予算と放送枠を提供する企画コンペ番組の開催が決定。

株式会社Wright Flyer Live Entertainment(以下、WFLE)は、株式会社バーチャルキャスト(以下、バーチャルキャスト)と、VTuberの活動の場を広げるための戦略的事業提携を行なうことを発表した。

バーチャルキャスト

VTuberとして活躍する人が8000人を越え(株式会社ユーザーローカル「ユーザーローカル バーチャルYouTuberランキング」(2019年5月6日発表))、さらに拡大を続け、VTuber専用ライブ視聴・配信アプリ「REALITY」で行なわれたイベント「REALITY Festival 2 >DIVE」には累計22万人が参加。テレビ番組やリアルのコンサートに出演するVTuberも登場するなど、活躍の場が急速に広がっている。

今回の事業提携では、「バーチャルキャスト」を利用しているVTuberが、WFLE提供の「REALITY」にて、配信ができるようにサービス連携を開始する。

これにより、HTC VIVEなどのルームスケール機能を使ってバーチャルキャストから配信しているVTuberは、「REALITY」への出演が容易になり、活躍の場を拡大することが可能になる。また、バーチャルキャストを使うことで、「REALITY」の視聴者から送信されたコメントやギフトが、3D空間内に出現し、身につけたり、掴んだり、投げたりといったインタラクションが強化されるため、番組演出の幅が広がるようになる。

サービス連携を記念して、企画コンペ番組「REALITY企画王 決定戦」を「REALITY」で開催することが決定した。

REALITY

サービス連携記念企画:「REALITY企画王 決定戦」

番組では、出演VTuberに番組プロデューサーとしてオリジナル企画を持ち込んでもらい、番組制作予算と「REALITY」上の公式番組枠を得るための企画プレゼンテーションを実施。その結果、企画の採用が決まった人には、WFLEから「REALITY」での番組実施の権利と規定の番組制作予算を提供。また、番組を行なうための配信スタジオや配信機材、技術スタッフの無償提供、出演番組で贈られたギフトの分配を通じてVTuberの収益化をサポートする。

関連サイト

株式会社Wright Flyer Live Entertainment公式サイト
株式会社バーチャルキャスト公式サイト

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