SaaS形式で提供するサーバーソリューション。課金サービス4タイプの他、テスト利用やインディーゲーム向けに無料プランも用意。
株式会社ソフトギア(以下、ソフトギア)は、オンラインゲーム開発向けサーバーソリューション「Strix Cloud」のサブスクリプション型サービスを開始したことを発表した。
「Strix Cloud」は、SaaS形式で提供されるオンラインゲーム開発向けサーバーソリューション。開発難易度の高いリアルタイムサーバーをワンクリックで実現。システムのバックエンドには、ソフトギアの特許技術が組み込まれたことで、多くのメッセージの高速処理と大規模な同時接続数ができるようになり、従来の国内ライブラリではできなかった高いパフォーマンスを実現する。
また、ゲームジャンルやサービス規模にあわせて選択できるサブスクリプション型課金サービスを4タイプ展開。サーバーコストが簡単に把握でき、柔軟なプロビジョニングが可能なサービスを目指して、サブスクリプション型が採用された。テスト運用時の利用やインディーゲーム開発者向けの無料プランも用意された。
また、UnityやUnreal Engine向けのSDKをプラグインも提供し、ソーシャルゲームからバトルロイヤルまで幅広いゲーム開発への活用が期待される。
今後、ソフトギアは、誰でも手軽にオンライン技術を利用できるサービスとして、「Strix Cloud」がエンタープライズをはじめインディーズや教育など、世界中の様々なビジネスへの貢献を目指す。サーバーレスコンピューティングを次のターゲットに、通信技術やサーバー技術の研究開発を行ない、オンラインコンテンツの発展に貢献する。
サービス概要
バージョン: Strix Cloud ver. 1.0.2
対応リージョン: 東京、シンガポール、オーストラリア、米国東部、米国西部
対応プラットフォーム: Windows、Linux、Mac、iOS、Android、Nintendo Switch、PlayStation 4
対応ゲームエンジン: Unity, Unreal Engine
対応プロトコル: TCP, RUDP,Websocket
主要機能: マッチング機能、メッセージリレー(ルーム機能)、レプリカ(オブジェクト同期)、Webhook(外部サーバ連携)、Unity/Unreal Engine SDK(プラグイン提供)、アプリケーション管理、ユーザー管理、インスタンス管理 等
インスタンス使用料
プラン:最大月額料金(1インスタンス)/指標
Type0:無料(同時接続数100人を上限)/開発中のゲームのテスト運用等
Type1:14,800円 /ターン性ゲームなどのカジュアルゲーム
Type2:24,800円 /4~8人対戦ゲーム
Type3:49,800円 /4~16人対戦ゲーム
Type4:119,800円/バトルロイヤルなどの大規模オンラインゲーム