ポールトゥウィン・ピットクルーHD、アウトソーシングサービスの受注拡大で増収総益 営業利益7億円 令和2年1月期第1四半期決算

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アミューズメント機器向けアウトソーシングやQRコード決済や仮想通貨などフィンテック関連サービスの受注が増加。その他事業の損失は縮小。

ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス株式会社は、令和2年1月期第1四半期決算を6月7日(金)に発表した。当期連結経営成績は、売上高60億5300万円(前年同期比10.1%増)、営業利益7億5800万円(同39.3%増)、経常利益7億円(同33.6%増)、親会社に帰属する四半期純利益4億1400万円(同91.1%増)だった。

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経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間においては、顧客企業へのBPOサービスの拡充をはかるため、ポールトゥウィン株式会社(以下、ポールトゥウィン)では、3月に株式会社CREST JOBと資本業務提携を行ない、同社を持分法適用会社とした。

また、今後の受注増加を見据え、ピットクルー株式会社では、4月に北九州サービスセンターを増床し、国内拠点と海外10ヵ国18拠点の連携により、デバッグやローカライズ、モニタリング、カスタマーサポートなど、「ワンストップ・フルサービス」の提供をグローバルで推進した。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は60億5336万円(前年同期比10.1%増)、営業利益は7億5864万円(同39.3%増)、経常利益は7億17万円(同33.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億1431万円(同91.1%増)となった。

セグメント毎の業績は以下。

デバッグ・検証事業
国内外グループ会社を連携することで、国内外ゲームソフトメーカーのグローバル展開サポートに努め、デバッグやローカライズ、カスタマーサポート(海外)、音声収録など、ゲームソフトメーカー向けアウトソーシングサービスの受注拡大を推進した。

アミューズメント機器向けアウトソーシングについては、受注が増加した。

上記の結果、売上高は45億6919万円(前年同期比9.4%増)、営業利益は6億6930万円(同13.5%増)となった。

ネットサポート事業
Eコマースサイトにおける商品やサービスに関する電話やメール、チャット、チャットボットによるカスタマーサポート(国内)等のアウトソーシングサービスの受注が増加した。

また、AI関連サービスにおけるデータ認識評価、QRコード決済や仮想通貨など、フィンテック関連サービスにおける認証チェックや不正対策等のサポートサービスの受注も増加した。

ゲーム市場向けのカスタマーサポートの受注拡大に向けては、デバッグ・検証事業との営業連携を強化した。

上記の結果、売上高は14億3512万円(前年同期比17.8%増)、営業利益は8246万円(同94.9%増)となった。

その他
Palabra株式会社において、今後の映像バリアフリー化時代を見据え、テレビ番組や映画のバリアフリー字幕や音声ガイド制作のサービスを提供している。

アイメイド株式会社において、医療機関で働く外国人人材のビザ取得や就学等、国内生活手続きをサポートするサービスを提供してきた。

上記の結果、売上高は4904万円(前年同期比53.5%減)、営業損失は654万円(前年同期は9247万円の損失)となった。

関連サイト

ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス株式会社公式サイト
令和2年1月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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