「ミライ」シリーズや『CROSS CHANNEL』などのアダルトゲームを制作した企業。制作遅延による資金繰りの悪化で事業を大幅に縮小。
有限会社フライングシャイン(以下、フライングシャイン)が、6月19日(水)に東京地裁から破産開始決定を受けたことを株式会社東京商工リサーチのTSR速報で明らかになった。
フライングシャインは、アダルトゲームの制作会社として有数の知名度を有している企業。コンピューターゲーム『アカルイミライ ~Wet And Messy 2nd time~』をはじめとする「ミライ」シリーズが2000年代前半にヒット。2003年に発売したゲーム『CROSS CHANNEL(クロスチャンネル)』はPC版が発売され、その後PlayStation2やXbox360などのコンシューマー機に移植されるなど人気を集めた。
近年は制作の遅れなどにより資金繰りが悪化し、事業を大幅に縮小していたが、破産を開始することをになった。