モブキャストHD、ゲーム会社ゲームゲートの子会社化に関する基本合意書を締結

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エンタメIPコンテンツのライツマネジメント事業を手掛けてきたゲームゲートとモブキャストの将来ビジョンや戦略が一致したことで実現。

株式会社モブキャストホールディングス(以下、モブキャストHD)は、7月3日に行なわれた取締役会において、株式会社ゲームゲート(以下、ゲームゲート)の株式を取得する基本合意書の締結について決議し、今後両社協議のうえ、ゲームゲートの子会社化の手続きを進めていく予定であることを発表した。

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モブキャストグループは、日本が世界に誇る強力な IP(知的財産権)やブランドの新しい価値を創造したコンテンツ展開、クリエイターや企業に対してこれまで培ってきた「モバイルインターネット領域におけるサービス開発及び運営ノウハウ」を提供することで、発展に貢献することを戦略としている企業。

その実現に向けて、2018年4月に持株会社体制へと移行し、それまで主力事業であったゲーム事業を株式会社モブキャストゲームスへ移管した。さらに、株式会社ムスとソーシャルキャピタル株式会社の株式を取得すると共に、M&A、経営支援を行なう子会社として株式会社モブキャストフィナンシャルを2017年に設立。その後、4つの子会社により、エンターテインメントに関わるサービスとこれらの事業会社に対する経営支援、事業支援サービスを提供している。

ゲームゲートは、2011年に設立された企業。アニメやマンガ、ゲームを中心としたエンタメIPコンテンツのライツマネジメント事業を手掛けており、これまで「ガールズ&パンツァー」「転生したらスライムだった件」などのゲーム化、「ご注文はうさぎですか?」「この素晴らしい世界に祝福を!」などのアプリ化によるライツマネジメントを推進してきた。さらに、自社が持つIPコンテンツのスクリーニング力、IPコンテンツホルダーとのパイプライン、ライツマネジメント展開の企画力などをいかし、有力IPコンテンツをプロデュースし、国内外の有力企業と協業する形でレバレッジさせ、成長をしてきた。

今回、両社の将来ビジョンや戦略が一致し、モブキャストグループの次の発展と、持株会社として提供できる経営支援体制などが合致したことで、両社に付加価値のある相乗効果が見込めることから、ゲームゲートの株式を取得する基本合意を締結。

本発表についてモブキャストHDは、基本合意は株式譲渡に関する法的拘束力があるものではなく、株式譲渡の成立を保証するものではない、今後ゲームゲートの2019年7月期決算の状況を踏まえたデュー・デリジェンスを行ない、具体的な条件等の交渉を経て、2019年11月を目標に株式取得に関する正式合意に向けて準備を行なっていく予定であると発表した。

関連サイト

株式会社モブキャストホールディングス公式サイト
株式会社ゲームゲート公式サイト
株式会社ゲームゲートの株式取得(子会社化)に関する基本合意締結のお知らせ

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