電子雑誌業務では地方自治体とのタイアップ誌が好調に推移。ソリューション業務ではCrowdLab運営のWEBメディアと連携し媒体力を強化。
株式会社ブランジスタ(以下、ブランジスタ)は、2019年9月期第3四半期決算を8月6日(水)に発表した。当期連結経営成績は、売上高25億2600万円(前年同期比3.4%増)、営業利益3億8600万円、経常利益3億9100万円、親会社株主に帰属する四半期純利益5億5800万円だった。
経営成績に関する説明
ブランジスタグループは、「企業プロモーション支援を目的とした電子メディア事業」として、「電子雑誌」「ソリューション」の業容拡大に努めている。
電子雑誌業務では、地方自治体とのタイアップ誌が好調に推移しており、当第3四半期連結累計期間において7誌発行した。また、創刊12年目の主力雑誌「旅色」においては、初の書籍を全国の書店やコンビニエンスストアなどで発売した。さらに、2018年12月に子会社化した株式会社CrowdLabが運営する国内外の旅行や観光情報を発信するWEBメディアと連携し、認知度の向上による媒体力の強化と広告収益の最大化をはかっている。
ソリューション業務に関しては、スマートフォンアプリの開発構築を含めたWEBサイト制作業務の売上が増加しており、ECサポートサービスともに好調に推移した。また、新たにECマーケティング支援事業を展開する株式会社ピアラとの連携を開始。両者が提供する各種EC支援サービスを、両社の既存クライアントへ相互に提供することで、業務受託売上の増加に努めている。また、税効果会計による会計処理の影響で、法人税等調整額が減少。それにより、親会社株主に帰属する四半期純利益が増加した。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間においては、売上高25億2600万円(前年同期比3.4%増)、営業利益3億8600万円(前年同期は営業損失3億400万円)、経常利益3億9100万円(前年同期は経常損失3億400万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益5億5800万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失4億1500万円)だった。