日本ファルコム、『英雄伝説 閃の軌跡Ⅳ』や「イース」シリーズの販売で増収増益 営業利益9億6100万円 2019年9月期第3四半期決算

日本ファルコム

中国の企業と『イースⅧ-Lacrimosa of DANA-』の全世界配信契約を締結。各部門の好調で大きく利益が増加。

日本ファルコム株式会社(以下、日本ファルコム)は、2019年9月期第3四半期決算を8月8日(木)に発表。当期連結経営成績は、売上高15億2400万円(前年同期比47.9%増)、営業利益9億6100万円(同97%増)、経常利益9億6300万円(同96.1%増)、四半期純利益6億7700万円(同87.7%増)だった。

日本ファルコム決算

経営成績に関する説明

製品部門
据え置き型ゲーム機PlayStation4(以下、PS4)向けゲーム『英雄伝説 閃の軌跡Ⅳ-THE END OF SAGA-』の販売や、累計販売本数60万本目前の『イースⅧ-Lacrimosa of DANA-(ラクリモサ・オブ・ダーナ)』のクリスマスGiftパッケージをPS4向けに販売した。

5月には、PS4向けに『イース セルセタの樹海:改』を、6月には『イースⅧ-Lacrimosa of DANA-』を購入しやすい価格に設定した『イースⅧ-Lacrimosa of DANA-スーパープライス』を発売した。

「イース」シリーズ最新作『イースⅨ-Monstrum NOX-(モンストルム・ノクス)』については、2019年9月26日の発売に向けて鋭意制作中だ。

上記の結果、売上高は2億5200万円(前年同期比2%増)となった。

ライセンス部門
2018年11月にPS4向けゲーム『英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ』繁体字中国語版と韓国語版、2019年1月に『英雄伝説 閃の軌跡Ⅰ:改-Thors Military Academy 1204-』『英雄伝説 閃の軌跡Ⅱ:改-The Erebonian Civil War-』をセットにしたパッケージ商品『閃の軌跡エントリーパック』繁体字中国語版及び韓国語版を発売した。3月にはPS4向けゲーム『英雄伝説 閃の軌跡Ⅳ-THE END OF SAGA-』繁体字中国語版及び韓国語版や『英雄伝説 閃の軌跡Ⅰ:改-Thors Military Academy 1204-』英語版、6月に『英雄伝説 閃の軌跡Ⅱ:改-The Erebonian Civil War-』英語版を発売した。

さらに、中国のLinekong Entertainment Technology Co., Ltd.と『イースⅧ-Lacrimosa of DANA-』のスマートフォン用アプリの全世界配信契約を締結した。

また、旧タイトルのPCゲーム英語版ダウンロード販売やオンラインストーリーRPG『英雄伝説 暁の軌跡』、Nintendo Switch向け『イースⅧ-Lacrimosa of DANA-』のほか、『幻想大陸エレストリア』や『竜星のヴァルニール』などのゲームタイトルとのコラボレーション展開を行なった。

上記の結果、売上高は12億7100万円(前年同期比62.4%増)となった。

以上の結果、当第3四半期累計期間の業績は、売上高は15億2400万円(前年同期比47.9%増)、営業利益は9億6100万円(同97%増)、経常利益は9億6300万円(同96.1%増)、四半期純利益は6億7700万円(同87.7%増)となった。

関連サイト

日本ファルコム株式会社公式サイト
2019年9月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

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