ガンホー、『パズドラ』や『Ragnarok M』の貢献で営業利益204億円 2019年12月期第2四半期決算

『パズドラ』ではコラボやイベントの開催でMAUが好調に推移。カプコンとの共同開発タイトル『TEPPEN』が8月8日に日本でサービス開始。

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社(以下、ガンホー)は、2019年12月期第2四半期決算を8月8日(木)に発表した。当期連結経営成績は、売上高586億7700万円(前年同期比37.4%増)、営業利益204億3900万円(同67.1%増)、経常利益205億2000万円(同67.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益133億3800万円(同75.5%増)だった。

ガンホー決算 業績推移

経営成績に関する説明

ガンホーでは、これまでに続き「新規価値の創造」に向けて、グローバル配信を見据えたゲーム開発に注力すると共に、「既存価値の最大化」のため、各ゲームのMAU(Monthly Active User:月に1回以上ゲームにログインしている利用者)の維持や拡大、ゲームブランドの強化に取り組んできた。

既存ゲームに関して、『パズル&ドラゴンズ(以下、パズドラ)』は引き続き長期的に楽しんでもらうことを主眼に、新ダンジョン等の追加やゲーム内容の改善、他社有名キャラクターとのコラボ、eスポーツイベントの開催など、継続的にアップデートやイベントを行なってきた。2019年5月に開催した「ガンホーフェスティバル2019」では、eスポーツイベントを開催すると共に、ゲーム内でも楽しめるイベントを行ない、MAUは引き続き堅調に推移した。

パズドラMAU パズドラコラボ

新規ゲームについては、連結子会社のGRAVITY Co.,Ltd.(以下、GRAVITY)が海外で配信中のスマートフォン向けオンラインRPG『Ragnarok M: Eternal Love』の日本版である『ラグナロク マスターズ』のサービスを、ガンホーが2019年6月5日を日本で開始し、順調な立ち上がりとなった。株式会社カプコンと共同開発したスマートフォン向けカードゲーム『TEPPEN』に関しても、7月4日から北米や欧州でサービスをスタートし、8月3日には累計100万ダウンロードを突破した。日本やアジアでのサービスは、8月8日に開始した。

ラグナロクマスターズ テッペン

子会社の事業では、GRAVITが配信中の『Ragnarok M: Eternal Love』の既存配信地域の売上高が、配信当初と比較して落ち着きつつあるものの、引き続き当社グループの連結業績に貢献。継続的にアップデートを行なうことで、今後も楽しんでもらえる施策を実施していく。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は586億7700万円(前年同期比37.4%増)、営業利益204億3900万円(同67.1%増)、経常利益205億2000万円(同67.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益133億3800万円(同75.5%増)となった。

関連サイト

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社公式サイト
2019年12月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年12月期 第2四半期決算説明会資料