東映エージェンシー、ヒーローショー運営におけるハラスメント被害に関する最終報告を発表

東映エージェンシーセクハラ被害

東映エージェンシーの社員1人と委託先所属のスタッフ5人によるハラスメントが発覚したもので該当者は処分済み。今後の再発防止策も公表。

株式会社東映エージェンシー(以下、東映エージェンシー)は、東映株式会社(以下、東映)と共に制作を株式会社東京ドームから受託している、東京ドームシティシアターGロッソでのヒーローショーに関するハラスメント被害の最終報告を公式サイト上に掲載した。

東映エージェンシーセクハラ被害

本件は、ヒーローショーの運営においてハラスメント被害等があったとSNS上で訴えられたもの。被害者や関係者から聞き取り調査を行なった結果、東映エージェンシーの社員1人と委託先の会社に所属するスタッフ等の5人、合計6人により、SNS上で訴えがあったハラスメントが行なわれていたとのこと。

東映エージェンシーは、ハラスメントに関与した自社社員について、委託先の会社に対してもハラスメント等が発生しないように注意すべき立場であったことを踏まえ、社内規定に基づき厳正な処分を実施。該当社員は、今後のヒーローショーの制作に関与させないことになった。

委託先所属のスタッフ等に関しては、委託先の会社において、ハラスメント等の内容に応じた出演停止も含む厳正な処分が行なわれたことを明らかにした。

今後の再発防止策としては、東映エージェンシー及び東映において、ハラスメント等を未然に防止するとともに、スタッフが相談しやすい体制を構築するため、「ヒーローショーに関わるスタッフ全員に対するハラスメント講習を定期的に実施」「ヒーローショーに関わるスタッフが匿名で相談可能な外部の通報窓口を設置」することになった。

さらに、第三者の専門家による定期的な聞き取り調査を行ない、第三者の専門家とハラスメント対策担当者の連携を密にしていくことにより、現場の声を取り入れよりよい体制が構築できるよう改善を続けていくと発表。

詳細については、公式サイトを確認してほしい。

関連サイト

株式会社東映エージェンシー公式サイト

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