ゲーム業界をリードしてきた2大ブランドがGzブレインに移動。両ブランドはグローバルな見地から新成長モデルを展開し、収益拡大を目指す。
株式会社KADOKAWA(以下、KADOKAWA)は、8月29日(木)に実施した取締役会において、IPクリエイション事業本部コミック&キャラクター局電撃ゲームメディア編集部(コミックコンテンツ編集課を除く)に係る一切の事業を、吸収分割の方法により連結子会社である株式会社Gzブレイン(以下、Gzブレイン)へ承継することを決議し、これを発表した。効力発生日は、2019年10月1日を予定している。
ゲーム市場が世界的に拡大と多様化を続ける中、KADOKAWAグループの人気ゲーム総合誌「週刊ファミ通」を擁するファミ通ブランドと、唯一のPlayStation専門誌「電撃 PlayStation」を擁する電撃ブランドの2つは、長年にわたって、ゲーム業界やゲームメディア業界をリードしてきた。
同業界におけるKADOKAWAグループの総合的なプレゼンス強化を目的に、両ブランドの展開しているゲームメディア事業の企画力、開発力、サービスを結集することが、グループの企業価値向上につながると判断し、本吸収分割を決議した。
今後は、ゲームメディア事業においてグローバルな見地から新たな成長モデルへの事業を展開し、収益拡大を目指していく。
また、週刊ファミ通編集長を務める林克彦氏がTwitterで本件に関してコメントを投稿した。
誤解があるかもですが、「ファミ通」「電撃」ブランドは融合しません。両ブランドの意義を明確にすること、メディアを再定義して新しい価値の創出に挑戦すること、ゲームが大好きな皆さんに喜んでもらえる存在になることが目標です。おもしろいことをしていきます。これからもよろしくお願いします! https://t.co/ytEh0YL8Hc
— 林克彦@ファミ通 (@Famitsu_Hayashi) August 29, 2019