ビヨンド、スマホゲームのエラー監視サービス「Appmill for GAME」を10月初旬から提供

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コンピューターが自動的に24時間ゲームをプレイし、不具合発生時にアラートで通知するサービスを開発。「TGS2019」ではデモ展示を実施。

株式会社ビヨンド(以下、ビヨンド)は、スマートフォンゲームアプリを人に代わって24時間プレイし続け、不具合が発生した際に管理者にいち早く知らせるエラー監視サービス「Appmill for GAME(アプミル フォー ゲーム)」を、10月初旬から提供することを発表した。

黒騎士と白の魔法

ゲーム提供:黒騎士と白の魔王 (c)マイネット

ゲームでトラブルが発生したことで動かなくなることは、ゲームの開発運営会社にとって死活問題になるが、24時間きちんと稼働しているかどうか付きっきりで監視するということは現実的ではないという状況がある。それを受けてビヨンドは、ユーザーがゲームをプレイしているような操作を、コンピューターがシナリオに沿って自動的に行ない、スマホ上でゲームを24時間プレイし続け、不具合が発生した場合に、アラートで通知するサービス「Appmill for GAME」を構築した。

これにより、24時間365日、ビヨンドのセンターに常駐しているエンジニアが目視でゲームアプリの動作確認を行ない、問題個所の調査、報告を行なうサービスを開始する。

Appmill for GAME

「Appmill for GAME」の導入に係る日数は、ゲームのシナリオ作成などで最短1週間となっている。さらに、導入後の運用費用は月額15万円からとなっており、人が24時間365日、1日3交代制でゲームをプレイして監視した場合と比べて、約10分の1のコストに抑えられた。

本サービスは、幕張メッセにて9月12日から開催される「東京ゲームショウ2019」のビジネスデイでデモを展示する。

※2019年9月5日、記事の表記で誤っていた箇所を修正いたしました。ご了承ください。

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