SceneryScent、憧れのキャラクターの香りをAIが忠実に再現するサービスを発表

SceneryScent

フレグランス作りに人工知能を活用することで、消費者が持つイメージに乖離しないにおいを創出。2020年春にサービスを提供予定。

株式会社SceneryScent(シーナリーセント 以下、SceneryScent)は、アニメやゲームなどの2次元キャラクターやVTuber、歴史上の偉人など実体がない人物のフレグランスを人工知能が作るサービス「Virtual Fragrance(R)」を発表した。

シーナリーセント

人にとって「匂いや香り」の記憶は何十年経っても残り、いま目の前になくても確かにそれが存在した証になっている。実在しない2次元の世界に匂いや香りを付加することで、それが存在した証になり、記憶が現実のものとなる感動を作りだす。また、映像技術の発展により、XRなど仮想現実が身近なものとなり、さらに五感で体験するイマーシブコンテンツが注目されはじめているなか、嗅覚による感動を感じてもらうことを目的に本サービスが発表され、開発が進行している。

本サービスでは、フレグランス作りに人工知能(AI)を活用することで、消費者が持つキャラクターイメージに乖離がない香りを創りだす。インターネット上にある消費者が持つキャラクターイメージや性格、属性を抽出して最適な香料とマッチングさせる仕組みだ。

作成した香りは、アニメやゲームなどのキャラクタープロダクションやライセンシー、イベント主催企業に香水などといったグッズのOEM商品を卸販売したり、広告代理店やプロモーション企業と提携してライブイベントやステージ演出での特殊効果演出を行なう。サービスは、2020年春頃にローンチする予定だ。

関連サイト

株式会社SceneryScent公式サイト

SceneryScent