バーチャルライブアプリ「INSPIX LIVE」を共同でアップデート開発を実施。協業や事業連携を強めるためのモノビットへの出資も決定。
株式会社イグニス(以下、イグニス)は、9月26日開催の取締役会において、連結子会社のパルス株式会社(以下、パルス)と、モノビット・モリカトロンホールディングス株式会社(以下、モノビット)との間で、VR(Virtual Reality:仮想現実)技術(以下、VR)を活用した共同プロジェクトに関する業務提携基本契約を締結すること、本業務提携に伴いイグニスからモノビットに対して出資を行なうことについて決議し、これを発表した。
モノビットは、ネットワークゲームやVRコンテンツなどの受託制作、通信ミドルウェアの開発や運営、サポートを、数多くの企業と共に手掛け様々なノウハウが蓄積されている企業。
イグニスは事業の多面展開を行ない、継続的な収益成長と企業価値向上に努めるため、パルスにて2016年から現実と仮想空間の境界を曖昧にするxR関連やその周辺技術に着目し、VR・エンターテインメント事業の企画や開発に取り組んでいる。2019年8月13日にはバーチャルライブアプリ「INSPIX LIVE」を提供し、より理想的な顧客体験を実現するために、さらに大型のプロダクトアップデート開発((仮)Project WORLD)を計画している。
その中、「INSPIX LIVE」のリリースに伴うパートナーからの反響が大きく、今後、パルスが見据える世界展開の進捗が当初予想していた以上に早まったため、上記のプロダクトアップデート開発を加速することが、事業戦略上重要であると判断した。
本業務提携により、パルスとモノビットの双方が持つプロダクト開発のノウハウを活用し、共同でプロダクトアップデート開発を行なうことで、当初より早期に理想的な顧客体験を実現することが可能とのこと。
出資に関しては、モノビットの開発ラインを確保するため、また、イグニスグループとモノビットの間における協業や事業連携を強め、両社の企業価値向上をはかるために決定した。