資本業務提携によりTマガジン運営の「T-MAGAZINE」を基軸とした新規事業領域へのチャレンジを目指す。
株式会社Tマガジン(以下、Tマガジン)は、株式会社小学館(以下、小学館)と株式会社博報堂DYメディアパートナーズ(以下、博報堂DYメディアパートナーズ)を引受先とする第三者割当増資と、雑誌広告ビジネス、新規事業開発の強化を目的に、資本業務提携を行なったことを発表した。
全国にTSUTAYAや蔦屋書店、図書館、オンラインショップを通じて利用者に出版物を提供しているCCCグループでは、利用者が好きなときに好きな読書スタイルで雑誌を楽しめる環境をリアルでもデジタルでも提供することを目指し、Tマガジンが運営する月額定額制雑誌読み放題サービス「T-MAGAZINE」を2019年5月に開始した。
資本業務提携により、豊富なコンテンツを保有する小学館と、生活者視点で人と人とを結びつける企業でデジタルマーケティングナレッジを有する博報堂DYメディアパートナーズとともに、Tマガジンは「T-MAGAZINE」を基軸とした新規事業領域にチャレンジすることを目指す。
今後の協業に関しては、「1.新しい雑誌コンテンツの楽しみ方の提供」「2.新規事業の創造」「3.新しい広告事業の創出」を検討する予定。
これをきっかけに、3社の強みを活かしながら日本の出版文化の向上にむけて、より一層の事業を推進するとのこと。