「ViVi」や「現代ビジネス」などのウェブメディアの閲覧データを基に趣味趣向を指数化。読者の消費行動とマッチした広告訴求を実現。
株式会社講談社(以下、講談社)は、読者のオタク的要素に着目したインターネット広告プラットフォーム「OTAK(オタク)」の提供を開始したことを発表した。
「OTAK」は、講談社が提供する「ViVi」や「withOnline」「現代ビジネス」などといった各ウェブメディアの読者の記事閲覧データを基に、独自に開発したAIによって閲覧記事の傾向から趣味趣向を指数化し、読者の「オタク」度合いを解析したもの。これにより、リアルタイムで読者属性に合致した広告を配信することで、読者の消費行動とマッチした広告訴求を実現。
各ウェブメディアでは、専門性の高い記事を提供しているため、読者が強い興味を持つトピックをより詳細に計測することができ、興味の度合いや行動変容を把握できるようになった。
現在、講談社では、消費行動を起こしやすいであろう「オタク」基本セグメントを20種類用意しており、ニーズにあった提案が可能。
さらに、IntegralAdScience社(以下、IAS)が提供する最適化配信技術を採用。IABの基準に沿ったViewability、AdFraud、BrandSafetyといった基準を指定した広告配信も同時に利用できることで、広告主の要望にあわせた配信ができるようになった。
講談社は、今回発表した仕組みのもと、メディアが持つ信頼性とコンテンツの影響力を可視化し、新しい広告価値を提供することで、講談社のモットーである「おもしろくて、ためになる」ような広告商品を実現し、広告主のマーケティング活動の支援に努めていく。