それでも、まぁ深夜にウォーキングとか犬の散歩とかする人も、たまには見かけるので、そういう感じの人かなと思ったわけなんですが、どうも様子が違うっつうか、ただジッと立ってるだけでそのマンションの二階の、明かりがついている窓を見上げて微動だにしないんですね。
ホントに全く1ミリも動かないので多分、最初にびっくりしたのはその点なんだと思います。
で、ここからは完全に僕の勝手な心の動きなのだけど、
《…うわ!びっくりした、人が立ってたよ》
《完全に気配消してんじゃん》
《つうかまた、完全にジッとしてるね、しかし》
《熱心になんか見てるよ》
《なんだい?、街路樹とか鳥とかかい?》
《ってか、こんな夜更けに鳥もあったもんじゃないよ、あたしも年かね?》
《つうか、どうしたんだい?この落語調の独白は》
《で結局、あの人はなにを見てるんだい?あんなに熱心にさ》
《…鳥でもないし木でもないんだろ?》
《ちょいと、やだよ二階の窓をジッと見てるよ》
《それも、また熱心にみてるよぉ、ちっとも動きゃしないよぉ!、ご隠居!》
《つうか、ご隠居って誰だよ》
《とにかく、どこか気配がただならない感じがするね》
《通り過ぎて、こっそり振り返って見てみると…》
《見てるよぉ、まだ見てるよぉ》
《もう少し進んで、もう一遍こっそりこうやって振り返って見ると…》
《見てるよぉ、やっぱり見てるよぉ、熱心だよぉ!》
《あの二階の部屋になんかあんのかね?》
《もしかするとあれかい?今時はやりのストーカーってヤツとか…》
《だったら恐いよ、べらぼうめ!》
《べらぼうめってなんだよ》
《それにさぁ、たまたま見上げてるだけかもしれないだろお前さん》
《だんだんキャラが怪しくなってきたよ》
《とにかく放っとくのもアレだしなぁ…》
《よし、そこのコンビニで買い物しがてらちょっと様子見るか…》
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《しかし今時のコンビ二はすごいね、見たことない旨そうなパン買っちゃったよ…》
《あれ?なんだっけ?なんか忘れてるな、あ、そうだ!ストーカー的な雰囲気のおじさんだ!》
《それと、落語の口調だ!》
《…何気なく、さっきの場所まで戻ってきたけど、おじさんいないねぇ。》
《あたりを見回しても…、見当たらないねぇ、あんなに熱心に見てたのに。》
《…さっきの二階の窓も…、ここから見えてる感じでは異常なさそうだな。》
《そもそも、あのおじさんがストーカーかどうかもホントは分らんし》
《でも、ここはよく通る道だし、一応気をつけとくか…町内の平和は町民が守らんとね。》
《あ、あんまりここに立ってると今度は、おれがストーカーみたいじゃん》
《よし、帰るか。…しかし今日は冷えるね》
《…あれ?なんでパン持ってるだっけ?…これまた、なんかやたらと甘そうなパンだね。》
なんて感じなわけですが、人を外見で判断しちゃいけないとは思うのだけど、雰囲気とか気配が気になっちゃったので勝手に緊迫しましたよ。
あ、パンはチョコが練りこんであったのだけど甘さはそうでもなくて中々おいしかったです。
一方、僕の『バブルウィッチ』は今回、34面からスタートしますが、ここはものすごい量のバブルがギッシリ並んでますよ。しかも持ち球を当てるまで本当の色が分らない白バブルもどっさりあって、どうしていいものやら悩んだね。
ただ、よく見ると、横に一気に爆発して、その下にあるバブルをみんな落としちゃう「ラインブラスト」が良さげなトコに配置されてるのを見つけたので、そこがキモなのだなと確信しましたよ。
▲いい感じのトコにあるんだもん。ラインブラスト。
▲そうしないとすぐこのありさまですよ。
35面はゴーストを助ける面なのだけど、六割くらいが白いバブルでホントの色が分らないありさま。おまけに的がグルンと回っちゃうからね、これまたキビしそうで大層不安になるのだけど、こういう場面では昔から語り継がれている「できるだけ白バブルと色バブル両方に当たるとこを狙え」の鉄則を適用すると、やたらと余裕でクリアしました。やっぱり昔の人のいうことと、なすびの花には無駄がないね。いやマジで。
▲だって正味の話、不安になるでしょこの配置は。
要はすごくたくさんのバブルがあっても、実はモンスターに隣接しているバブルは結局六個だけなので、その六個を消せばいいって話です。
▲ちょっとびびったけど、あっさりクリアできちゃったもん。
この前の面を通じて全体を見れるようになってきたからかも。それとも運が向いてきたのかね?
▲やっぱり僕はモルガナの面は爽快感が濃いから好きだな。