キネマシトラスは「メイドインアビス」などのアニメ制作スタジオ。グローバルIPを安定的に生み出せるアライアンス体制を強化。
株式会社KADOKAWA(以下、KADOKAWA)と株式会社ブシロード(以下、ブシロード)は、株式会社キネマシトラス(以下、キネマシトラス)と資本提携を実施。これにより、キネマシトラスはKADOKAWA及びブシロードの持分法適用会社となる予定と発表された。
キネマシトラスは2008年に創設され、数々のハイクオリティなアニメーション作品を世に送り出している優れたアニメーション制作スタジオ。近年は「メイドインアビス」や「盾の勇者の成り上がり」「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」などの作品を手掛けたことで、国内だけでなく世界的な評価も高まっている。
本件は、2019年7月1日付でKADOKAWAから発表された「ブシロード、キネマシトラスとの包括的業務提携について」によるもので、KADOKAWA、ブシロード、キネマシトラスは包括的業務提携を結び、連携を深めてきた。今回の資本提携により、アニメ関連事業での3社による協力体制は盤石なものとなる。
今後は、出版や映像を中心に豊富なIPコンテンツを持ち、デジタルアニメーション制作スタジオである株式会社ENGIをグループ内に抱えるKADOKAWAと、良質なIPの開発や取得、発展を行なうIPディベロッパーとして事業を展開しているブシロードが、キネマシトラスをグループ会社として資本面でもバックアップすることで、グローバルIPを安定的に生み出せるアライアンス体制を強化していく。