「ライブセルフオーダー」を取り入れたことで、イベント物販の混雑が劇的に緩和。メディアとリアルイベントをあわせた新規事業を計画。
株式会社テレビ東京コミュニケーションズ(以下、テレビ東京コミュニケーションズ)は、株式会社SEPAL(以下、SEPAL)と資本業務提携を締結し、メディアとリアルイベントを融合した新規事業を共同で計画していることを発表した。
テレビ東京コミュニケーションズは、テレビ東京やBSテレビ東京との連動を主軸としたエンタテイメント領域の拡大を推進している。特にオフラインイベント需要の高まりに応えるため、各ECや物流との連携強化、新コンテンツの開発、イベント部隊の強化を行なっている。
SEPALは2018年12月に、エンタテイメントビジネスを事業領域とする会社として設立され、ファンとアーティストがより快適にイベントを楽しめるサービスとして、イベントグッズの購入や受取方法をファンが選べるOMO型イベント物販ソリューション「ライブセルフオーダー」を2019年6月にローンチした。その後、スポーツイベントやコンサートツアーでライブセルフオーダーを導入したことにより、事前購入のオーダーが殺到したり、グッズ会場の混雑が劇的に緩和されるなど、大きな反響が得られた。
テレビ東京コミュニケーションズにおいても、2019年11月卓球ワールドカップ団体戦にて、自社IPの「カナヘイ」を活用した商品の反響が増加したしたことを受けて、今後はさらに、メディアとリアルイベントの融合の可能性について推進していくと公表した。