ゲーム機器卸会社アーネストが自己破産を申請

アーネスト

アミューズメント機器の卸やレンタルなどを行なっていた企業。業界の不況や競争激化などにより業績不振が続いたことで今回の措置に。

株式会社アーネスト(以下、アーネスト)が12月2日に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任して、自己破産申請の準備に入ったことをJC-NETが発表した。負債総額は約3億5000万円とのこと。

アーネストは1999年7月に設立し、ゲームセンター等へのアミューズメント機器の卸やレンタル、ゲームセンターの運営を行なっていた企業。Webプレイのバーチャルゲームセンター向け機器の伸長等により、2018年3月期には約16億円の売上高を計上していた。

しかしながら、アミューズメント業界の不況や競争激化、採算性の悪化などにより、直営ゲームセンターを開設して再起を図るも、本業の不振が続いたことから今回の措置に至った。

また、アーネストの取引先である株式会社共和コーポレーション(以下、共和コーポレーション)も公式サイトにて、「債権の取立不能または取立遅延のおそれに関するお知らせ」を発表した。共和コーポレーションは、アーネストの破産申し立てにより、同社に対する債権の取引不能または遅延の恐れが発生したとのこと。

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関連サイト

JC-NET公式サイト
株式会社共和コーポレーション公式サイト

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