料亭旅館にあわせて茶室や能舞台など“和”を堪能できるスペースを開発。日本の“伝統と革新”をもとに本当の日本美を感じられる施設に。
セガサミーホールディングス株式会社( 以下、セガサミー)は、日本における統合型リゾート(以下、IR)への事業参入に向けた取り組みの一環として、最高峰の日本料理として評価を受けている京都吉兆 嵐山本店等を展開する株式会社京都吉兆(以下、京都吉兆)とプロデュース契約を締結したことを発表した。
この契約締結により、セガサミーと京都吉兆は、日本型IRの魅力増進施設の核となる施設として、日本の四季折々の自然を感じられる特別な空間の中で、本格的な日本料理を楽しめる料亭旅館の企画とプロデュースを進めていくとのこと。
また、料亭や宿泊施設以外にも、茶室や能舞台等も備えた日本庭園を設けるなど、宿泊者のプライベート空間を確保しつつ、宿泊者以外にも“和”を堪能できるスペースとして開発を進めるようだ。
今回の契約締結について、京都吉兆代表取締役の徳岡氏とセガサミー代表取締役社長グループCOOの里見氏よりコメントが発表されている。
徳岡邦夫氏コメント(京都吉兆代表取締役)
日本人には、自然と共存しながら強く生きる気質があると思います。吉兆は、今年90周年を迎える老舗と呼ばれるお店ですが、古いものを守り続けているだけではありません。時代に合わせ変化し、伝統と今を融合させた新しいものがいつも生まれています。今回、最先端技術を有するセガサミーと協業させて頂くことで、新しいネットワークやコミュニケーションが生まれる今までにないリアルなプラットホーム作りを、共に醸成させていただきたいと思います。
里見治紀氏コメント(セガサミーホールディングス 代表取締役社長グループCOO)
この度、京都吉兆と共同で横浜IRにおける取り組みができることを非常に光栄に感じています。京都吉兆は言わずとしれた日本料理の名店であり、伝統と格式に裏付けされた技術や世界観を継承しながらも、飽くなき探求心で常に日本料理を進化させ続ける姿勢は、日本の統合型リゾートのあるべき姿そのものであると考えます。“伝統と革新”で世界中の皆様に本当の日本美を感じて頂ける施設を両者で知恵を出し合い作ってまいります。