ゲオHD、売上増達成も新規出店費用など管理費増加で営業利益半減の71億円 2020年3月期第3四半期決算

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「ポケモン」最新作の販売が売上に貢献。ゲーム以外を扱うリユース系店舗の新規出店やおお蔵のグループ参入で売上成長。

株式会社ゲオホールディングスは、2020年3月期第3四半期決算(連結)を2月7日(金)に発表した。当第3四半期連結累計期間におけるグループの業績は、売上高2220億4100万円(前年同期比2.2%増)、営業利益70億9900万円(同45.1%減)、経常利益は76億3700万円(同45.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は42億1800万円(同50.3%減)となった。

ゲオ 決算 ゲオ 損益計算書

経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年12月31日)においては、「豊かで楽しい日常の暮らしを提供する」ことを目指して、セカンドストリートを中心とした総合リユース店舗の新規出店を継続してきた。

メディア系店舗に分類されているゲオについては、DVDなどの映像レンタルでは市場の下降トレンドが継続中。ゲームソフトを主な商材とする新品商材では、任天堂株式会社の「ポケットモンスター」シリーズの新作ソフトの発売が売上に寄与したが、メディア系リユース商材は前期同程度の売上高推移にとどまった。

一方、セカンドストリートを主力とするリユース系店舗は、新規出店の継続により、売上高がメディア系リユースの売上を上回る規模に成長した。

セカンドストリート

実店舗以外でも、インターネットを介した販売やサービスの提供で、ユーザーのニーズに対応する様々な販売や買取の機会を増やすことで、ゲオグループのサービスを、より簡便に使ってもらえる環境の整備を進めている。

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売上については、セカンドストリートの新規出店が天候不順の影響を受けながらも順調に進んだこと、リユース卸売及び小売業を行なう株式会社おお蔵が第1四半期にグループに加わったことで、前年同期を上回った。

しかしながら、人件費や新規フォーマット店舗開発関係費用などといった販売管理費の増加により、利益は前年実績を下回る結果になった。

関連サイト

株式会社ゲオホールディングス公式サイト
2020年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年3月期第3四半期決算説明資料

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