撮影したプリントシール画像を、より高画質で素早くユーザーに提供することが可能に。若い世代にいちはやく5Gを体感体験を。
フリュー株式会社（以下、フリュー）は、株式会社NTTドコモ（以下、NTTドコモ）と、プリントシール機における第5世代移動通信方式（以下、5G）を活用した共同実証実験を行なうことに合意したことを発表した。
フリューのプリントシール機で撮影した画像は、シールへの印刷以外にも、『ピクトリンク』サービスを通じて、画像データをモバイル端末に送信が可能だ。
だが、これまでは、撮影した画像をユーザーに送るときに、ユーザーのスマートフォンの解像度にあわせて画像サイズを縮小したり、短時間で配信するために、画像を圧縮してデータサイズを小さくしたりと、様々な理由から画質を落として提供していたため、元来持っている高品質な画像がいかせないことが課題となっていた。だが、5Gであれば、これまで実現できなかった速度で高画質画像の送信が遅延なくできる可能性があるという。
本実証実験の構成図
実験では、高速、大容量、低遅延といった5Gの有用性と可能性を検証するだけでなく、若者の文化であるプリントシール機に5Gを溶け込ませ、若者の手元で5Gを体感してもらうのも目的のひとつ。
プリントシール機及びエンターテインメント分野で求められる通信技術の発展への貢献を目指す。
