ギークス、第3四半期の過去最高収益を更新 営業利益5.5億円 2020年3月期第3四半期決算

ギークス

ゲーム事業では『アイドリッシュセブン』をはじめ、複数の受託タイトルを運営。新規タイトルは来年度以降リリースで開発中。

ギークス株式会社(以下、ギークス)は、2020年3月期第3四半期決算(連結)を2月13日(木)に発表。当第3四半期連結累計期間の売上高は27億3048万円(前年同期比15.6%増)、営業利益は5億4502万円(同13.8%増)、経常利益は5億4683万円(同15.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億4798万円(同12.2%減)だった。

ギークス 決算 ギークスサマリー ハイライト

経営成績に関する説明

IT人材事業
事業環境の好調が続いており、多様な業種の企業からIT人材を活用したいというニーズが継続的に高まっている。

また、政府主導の「働き方改革」を背景に、個人が企業につとめる以外の働く選択肢を広げる動きが活性化しており、ITフリーランスも増加傾向にある。そのため、マッチング機会の最大化に向けて、積極的な広告展開による新規受注の獲得や、ITフリーランス向け福利厚生プログラム「フリノベ」の拡充などの取り組みを行なってきた。

トピックス

上記の結果、売上高は9億7006万円(前年同期比20.8%増)、セグメント利益は5億2417万円(同28.2%増)となった。

ギークス IT人材

IT人材育成事業
合宿型でプログラミングと英語を学ぶことができる「エンジニア留学」を展開しており、エンジニア留学の認知拡大を目指すとともに、英語留学の商品ラインアップの拡充やオフショア開発にも注力している。

上記の結果、売上高は1億8613万円(前年同期比1.6%減)、セグメント利益は1617万円(同72.5%減)となった。

ゲーム事業
株式会社バンダイナムコオンラインから受託開発した『アイドリッシュセブン』の他、パブリッシャーとの契約によりタイトル非公開の案件を含む複数のタイトルの受託運営を行なっている。

当期は、第1四半期連結会計期間において受託開発を行なった他社IPのゲームをリリースした。

その他、来年度以降の売上に向けた新規案件の受託開発を進めている。

上記の結果、売上高は14億1995万円(前年同期比14.7%増)、セグメント利益は2億6704万円(同5.8%減)となった。

ギークスゲーム

動画事業
主にパチンコ・パチスロなどの遊技機系と、スマートフォンゲーム・アプリのPVをはじめ、企業のサービスや商品、採用ホームページ用の映像動画制作を行なっている。また、新しい取り組みとして、VRやAR、MR、プロジェクションマッピング、3Dホログラムなど、様々な新技術を活用した動画コンテンツを制作している。

上記の結果、売上高は9046万円(前年同期比14.3%減)、セグメント利益は1317万円(同57.1%減)となった。

インターネット事業
ゴルフ業界向けのインターネットサービスを積極的に進めている。主にゴルファー向けの情報サイト「Gridge」の運営を主軸に、メーカー各社向けに商品記事制作や動画・リアルイベント等を連動させた販売促進、PR活動の支援を行なっている。

上記の結果、売上高は6864万円(前年同期比99.0%増)、セグメント損失は3079万円(前年同期セグメント損失は6260万円)となった。

関連サイト

ギークス株式会社公式サイト
2020年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年3月期第3四半期決算説明資料

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