書籍ダイジェスト配信事業社 情報工場、大手取次会社トーハンと資本業務提携を締結

情報工場

話題の書籍のダイジェスト版を配信するサービス「SERENDIP」の認知と書籍購入機会の拡大が目的。

株式会社情報工場(以下、情報工場)は、株式会社トーハン(以下、トーハン)と資本業務提携を締結したことを発表した。

情報工場は2005年に設立した企業で、読書の時間がとりづらいビジネスマンなどを対象に、毎週出版されている多数の書籍から、話題のものやベストセラー作品を選び、ダイジェスト版にして配信するサービス「SERENDIP」を提供している。

情報工場とトーハンは事業を通じて本と読者を結びつけることで、読書を広めて社会に貢献するという同じ目的を持つことから、両社間で様々な情報の共有・活用を進め、流通経路の多様化に対応できるよう、互いの強みをいかした提携について検討してきた。

そして新ビジネスの推進と構築を行なうため、両社の信頼関係をより強固にして、蓄積してきた情報とノウハウ、リソースを相互活用する必要があるとの認識に至ったことで、資本参加を含む業務提携の合意となった。

資本提携に関しては、情報工場が実施した第三者割当増資により、同社株式の少数株をトーハンが取得。出資比率については非公開となっている。

取り組みとしては、リアルとネット相互で情報工場が提供するサービス「SERENDIP」の体験機会の拡大をはじめ、同サービス内で商品購入機会の拡大などを行なっていく。

第1弾として、2月28日(土)より八重洲ブックセンター本店に「SERENDIP棚」を設置。書店の立地や客層にあわせて「SERENDIP」から書籍を選び、ダイジェストの要旨を添えて陳列販売を行なう。そこで本選びの手がかりや楽しさを知るのに役立つ「SERENDIP」の認知の拡大を目指す。

「SERENDIP棚」は八重洲ブックセンター本店以外でも順次開催していく予定だ。

関連サイト

株式会社情報工場公式サイト
株式会社トーハン公式サイト

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