VRコンテンツ開発会社ActEvolve、個人投資家から資金調達を実施

ActEvolve

調達資金でVRライブプラットフォーム「VARK」の新機能開発やVRライブを開催。

株式会社ActEvolve(以下、ActEvolve)は、Tokyo Otaku Mode Inc 亀井智英氏とコルク代表取締役 佐渡島庸平氏の個人投資家2人を引受先とする第三者割当増資により、資金調達を行なったことを発表した。

ActEvolve

ActEvolve 代表取締役:加藤卓也氏

ActEvolveはVR/AR/MRコンテンツの企画開発や、VRライブプラットフォーム「VARK」の運営を行なっている企業。

「VARK」はVRハード専門のアプリで、高品質かつ多種多様なステージでパフォーマンスするアーティストたちの世界が、ヘッドマウントディスプレイを通して間近で体感できるのが特徴。「隣に来て歌ってくれる」「音楽やMCに合わせて様々なアクションができる」など、“VR×ライブハウス”ならでは新体験が楽しめる。

今回調達した資金は「VARK」の新機能「VARKプラットフォーム(仮)」の開発やVRライブの開催、それに伴う人材採用の強化に使われるとのこと。

投資家の亀井氏と佐渡島氏のコメントは以下。

Tokyo Otaku Mode Inc, Founder and Chairman 亀井智英氏
「今やライブビューイングも全国の映画館で楽しめるようになりました。VRの進化によりこれからは自分の好きな場所から、好きなコンテンツを楽しめるようになります。VARKはVR空間で素晴らしいコンテンツサービスを届けることが可能なプラットフォームです。是非今後に期待してください。」

VARK 資金調達

写真左:亀井智英氏 写真右:加藤卓也氏

編集者 コルク代表取締役 佐渡島庸平氏
「今回の投資は、VR業界について新鮮な情報でアップデートし続けるためのある種『情報代』だと捉えています。今後、『VR』の概念がもっと細分化されていくと思うんです。例えば数十年前はトマトといえば握り拳サイズの一種類しかなかったのに、今は色形も用途も様々な種類でいっぱいある。これから先『VR=仮想現実』という大きな概念が、その用途によって『観光なのか体験なのか』、体験の中でも『フィクションなのかノンフィクションなのか』と、どんどん分かれていくと思うんです。その流れを追っていれば、僕自身もコンテンツをどう作っていけばいいのかが想像できる。また、僕が編集者からスタートアップの経営者になったように、加藤さんもゲームの制作者から経営者になったことに親近感を感じています。作り手から経営者になったことで生まれる葛藤みたいなものがあると思うので、『何かあったら頼ってね』って言える関係値作り・彼の挑戦を応援するために投資しました。」

VARK

写真左:佐渡島庸平氏 写真右:加藤卓也氏

関連サイト

VRライブプラットフォーム「VARK」公式サイト

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