【FF発表会レポート4】クリスタル点灯式で、あのアイドルが大暴走!?

FF発表会

 11月18日(火)、スクウェア・エニックスは2015年の『ファイナルファンタジー』シリーズについての発表会「FINAL FANTASY for Smartphone 2015 新作発表会」を開催。
 詳報レポートとして、発表会の第二部として行なわれたクリスタル点灯式の様子をレポートする。

 クリスタル点灯式の会場となったのは、秋葉原UDXのイベント広場。ここにゲストを迎えて、氷でできた巨大なクリスタルに光を入れる形で記念イベントが開催された。
 司会の植松哲平氏に紹介されて最初に出てきたゲストは、タレントでGatas Brilhantes H.P.キャプテンの吉澤ひとみさん。しかし開口一番「やったことないんですよ(笑)」と困惑気味ながら、植松氏が「今日発表された『ファイナルファンタジーレジェンズ 時空ノ水晶』を作っている時田貴司さんが大ファンだということで」と種明かしをすると、「それでお仕事をいただけるんですね(笑)」とぶっちゃけたコメントで笑いを誘った。

時空ノ水晶
▲吉澤ひとみさん
 そんな吉澤さんのコメントを見かねて、呼び込まれる前に出てきたのが、元モーニング娘。リーダーの高橋愛さんと、ふたりの後輩にあたるタレントの真野恵里菜さん。吉澤さんによると、ふたりは楽屋でずっと『ファイナルファンタジー』について語っていたそうで、かなりのファンだとのこと。
 高橋さんと真野さんは、出てくるなり『ファイナルファンタジー』ファンなら分かる固有名詞をバンバン出して楽しげにトークを展開した。

吉澤ひとみ、高橋愛、真野恵里菜

 高橋さんは「親がやっていて、なかなかやらせてもらえなかった」と小さい頃からの思い出で始まり、「やっとやったのが『IX』で、中学生の頃。あとから『IV』もやって、エドガーが好き。機械を集めるのもものすごくやった。あと『タクティクス』もずーっとやっていた」と、長年の『ファイナルファンタジー』愛をアピール。

高橋愛さん
▲高橋愛さん
 真野さんは「父と5つ上の兄が好きで、幼稚園の頃からやりたかったけれど『大人のゲームだから』ということでやらせてもらえず、最初にやったのが『IX』。ストーリーもいいけれど、チョコボクエストやカードにハマって絵を描いていた。サントラもいつも聴いている。『X』の音楽が好きすぎて楽譜集も買った」と、こちらも負けじと愛をアピール。

真野恵里菜さん
▲真野恵里菜さん
 それを聞いた吉澤さんが「ゲームにサントラや名シーンがあるの?」と素朴な疑問をぶつけると、真野さんが声を大にして「ゲームを作るのにスタッフさんがどれだけ時間をかけてると思ってるんですか!」とファンらしい熱弁をふるい、関係者一同がにこやかに拍手する一幕もあった。
 これには吉澤さんも「ふたりの話を聞いただけでやりたくなった。これから『FF』ファンになりたい」とコメント。

時空ノ水晶 時田氏
▲吉澤さんに『FF』の魅力をアピールする高橋さんと真野さん。
 さらに企画として、高橋さんと真野さんのふたりに『ファイナルファンタジー』愛をプレゼンテーションしてもらい、吉澤さんがより良いと判定したほうがフォトセッションのセンターになる、というトークがスタート。お題は「クリスマスを一緒にすごすならどのキャラ?」というもので、持ち時間はひとり30秒ずつ。
 先攻の真野さんは「一番好きなのは『IX』のビビだけれど、クリスマスならジタン。行動力もあるし、いろいろな場所に連れて行って、ハートを盗んで欲しい」と綺麗なプレゼンを決めてみせた。
 後攻の高橋さんは「私はネガティブなので、ポジティブなティーダやリュックがいい。『VI』も好きだからロックやエドガーも。あとティナやエアリスも」とだんだんとりとめがなくなっていき、そのうち「私、アニマのモノマネができるんです! あとケフカも! 『ヒェッヒェッヒェッ』って言うんです!」と暴走。そして胸の前で手を組み、頭をグリグリ回す『X』の召喚獣アニマのモノマネを披露して、一同の爆笑と拍手を誘った(もちろん吉澤さんはポカーンとした顔)。
 吉澤さんの最終的なジャッジは「決まりません。なので私がセンターで」というオチがついた。

高橋愛さんのアニマ
▲高橋愛さんによるアニマのモノマネ。貴重!

 最後に高橋さんは「家族みんなでやっていたゲームなので、私も呼んでいただけて嬉しいけれど、親が喜ぶと思います」と、家族ぐるみの『ファイナルファンタジー』愛を述べた。

 発表会のラストとなる氷のクリスタル点灯式は、YouTubeやニコニコ動画で人気のピアニスト、まらしぃさんが生ピアノでプレリュードを演奏する中でのセレモニーとなり、幻想的な雰囲気で幕を閉じた。
まらしぃさん
▲ピアニストのまらしぃさんはシルエットで登場。

クリスタル点灯式
▲3人がクリスタルに触れると、色とりどりの光が広がった。

フォトセッション
▲最後は全員でフォトセッション。吉澤さんの隣には、もちろん時田貴司氏が。