サイエンスSARU、代表取締役社長の交代を発表 アニメ『映像研には手を出すな!』の制作会社

湯浅氏に代わって、共同設立者でもある取締役のChoi氏が代表取締役社長に就任。

株式会社サイエンスSARU(以下、サイエンスSARU)は、2020年3月25日付で代表取締役社長をつとめていた湯浅政明氏が退任し、後任として、取締役のEunyoung Choiが代表取締役に就任したことを発表した。

サイエンスSARU 代表 交代

サイエンスSARUは、2013年にアメリカのアニメ専門チャンネル「カートゥーン ネットワーク」の作品『アドベンチャー・タイム』スペシャルエピソードの受注にあたって、湯浅氏とChoi氏が設立したアニメ会社。

『アドベンチャー・タイム』では、企画からアニメーション制作までを一括で受注し、その続編である『アドベンチャー・タイム/FOOD CHAIN』を制作した。同作に関しては、アニメーションのアカデミー賞と呼ばれるアニー賞の監督賞に湯浅政明氏がノミネートされ、国内外で高評価を受けたことでも話題になった。

その他にも、テレビアニメ『ピンポン THE ANIMATION』や『映像研には手を出すな!』、劇場アニメ『夜は短し歩けよ乙女』『夜明け告げるルーのうた』などの作品を手掛けている。

湯浅氏は代表取締役社長を退くが、今後は監督として、2021年公開予定の映画「犬王」の制作に取り組むなど、引き続きサイエンスSARUのスタッフと活動を続けてるようだ。

関連サイト

株式会社サイエンスSARU公式サイト