外出自粛要請により、運営中の位置ゲームでイベントの中断、延期を決定。新作ゲームはリリース時期を変更する可能性も。
株式会社モバイルファクトリー(以下、モバイルファクトリー)は、2020年12月期第1四半期決算(連結)を4月22日(水)に発表した。当第1四半期連結累計期間は、売上高6億6667万円(前年同期比12.4%減)、営業利益1億9330万円(同18.9%減)、経常利益1億9279万円(同19.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億3384万円(同19.3%減)となった。
![モバイルファクトリー 決算](https://otakuindustry.biz/wp-content/uploads/2020/04/a5154e194b3895678a97552a53b8b4fa-500x84.jpg)
![決算概要](https://otakuindustry.biz/wp-content/uploads/2020/04/bda8194e04963950808e1b212e87c6cb-500x354.jpg)
![ハイライト](https://otakuindustry.biz/wp-content/uploads/2020/04/501910e46b1a42c5ed80baef722110b5-500x353.jpg)
![収益推移](https://otakuindustry.biz/wp-content/uploads/2020/04/04f7155b878026284d40c261ef771eec-500x353.jpg)
経営成績に関する説明
モバイルファクトリーグループは、新型コロナウイルス感染症の拡大対策として、2020年2月17日から原則、リモートワークにすることを決定するとともに、業務効率化による生産性向上などに取り組んできた。
当第1四半期連結累計期間(2020年1月~2020年3月)におけるソーシャルアプリサービスの位置情報連動型ゲームについては、『ステーションメモリーズ!』において、他社IPとのコラボイベントなどを実施した。
また、位置情報連動型ゲームの『駅奪取』においてもコラボイベントの実施など、継続してゲームを遊んでもらえるような施策を行なっている。
なお、両タイトルにおいては、政府からの外出自粛要請を受けて、2020年2月より順次、ゲーム内イベントの一部中断や延期を決定しており、移動を伴わない代替施策を展開している。
2020年夏までのリリースを目指していた、トークンを絡めた新作については、開発は順調だが、感染症の動向によりリリース時期が変更になる可能性がある。
![駅メモへの影響](https://otakuindustry.biz/wp-content/uploads/2020/04/fffe5c49822da6e8401ee987ff18c046-500x353.jpg)
コンテンツサービスに関しては、自社で運営している各着信メロディサービスの課金会員数が緩やかに減少していることから、リソースを縮小している。
ブロックチェーンサービスでは、ブロックチェーン技術を用いて発行された所有権証明のための電子的証票「トークン」を生成、販売する場である「Uniqys トークンマーケットプレイス」の開発に優先して取り組んでおり、コンプライアンス充足のために関係各所との協議を進めながら、短期でのリリースを目指している。
![ブロックチェーン](https://otakuindustry.biz/wp-content/uploads/2020/04/9b21f20f29b86265f274cbee39f2cfb7-500x353.jpg)
関連サイト
株式会社モバイルファクトリー公式サイト
2020年12月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年12⽉期第1四半期決算説明資料