ファンもコンテンツに参画できるクラウドファンディングプラットフォーム「コミカブ」を2020年5月中旬にリリース予定。
株式会社HashPort(以下、HashPort)は株式会社Link-U(以下、Link-U)と、マンガxブロックチェーン分野の研究と開発を目的とする株式会社Hashpalette(ハッシュパレット)を設立。事業第1弾としてクラウドファンディングプラットフォーム「コミカブ(Comikabu)」のβ版を、2020年5月中旬にリリースすることを発表した。
コミカブは、マンガ作品の原作者、または原作者から委託を受けた出版社によるコンテンツ創作を、ファンがサービス内で発行する「コミカブカード」を購入することで支援できるサービスだ。
ファンも一緒に新しいコンテンツの企画、制作、流通を行なうという新しいクラウドファンディングプラットフォームとなっている。
支援者に発行されるコミカブカードは、ブロックチェーン技術で改ざんが不可能な「ノンファンジブルトークン(NFT)」で、支援者しか閲覧できない限定コンテンツへのアクセス権を持つと同時に、他のユーザーへの譲渡が可能だ。
また、一般的なNFTサービスでは、ユーザーは暗号資産(仮想通貨)の用意や、秘密鍵の管理やネットーワーク手数料(GAS)の支払いが必要になるが、コミカブは独自のシステム設計でそれらが必要なく、気軽に楽しめるサービスとなるようだ。
今後、第3者が運営するNFT取引市場でコミカブカードの取り扱いが開始したところで、コンテンツの新たな二次流通の仕組みの構築にも取り組んでいくとのこと。
企業概要
会社名:株式会社Hashpalette
所在地:東京都港区南青山五丁目17番2号
代表者の役職・氏名:代表取締役社長 松原 裕樹
代表取締役社長:吉田 世博
事業内容
・ブロックチェーン技術の研究開発
・ブロックチェーンを利用したコンテンツ事業
・コンテンツ領域におけるコンサルティング
資本金:2000万円
設立年月日:2020年3月2日
大株主及び持ち株比率:株式会社Link-U:50%、株式会社HashPort :50%