ゲーム配信などで人気のVTuberグループ「にじさんじ」に所属する配信者たちが、今後は任天堂ゲームを扱いやすく。
いちから株式会社(以下、いちから)は、任天堂株式会社(以下、任天堂)と任天堂著作物の取扱いに関して、包括的な許諾を受けることで合意したことを発表した。
任天堂は「ネットワークサービスにおける任天堂の著作物の利用に関するガイドライン( https://www.nintendo.co.jp/networkservice_guideline/ja/index.html )」を公表しており、同ガイドラインを遵守することで、任天堂のゲーム著作物を利用したコンテンツ投稿を許諾しているが、同ガイドラインは法人などの団体は対象外となっており、いちからが今回の許諾契約の合意に至ったことで、VTuberグループ「にじさんじ」に所属する配信者たちも任天堂ゲームを扱った動画投稿がしやすくなる。
ゲームの実況配信はVTuberプロジェクト「にじさんじ」所属の配信者がファンに楽しみを提供するうえでも、重要な位置付けを占めており、ゲームを開発、販売する企業にとっても、視聴者にゲームコンテンツの魅力をよりリアルに伝えられる手法のひとつとなっている。
いちからは、今回の契約締結を通じて、にじさんじのファンに向けて、さらなる楽しみを提供するとともに、ゲームに関する著作権を保護しながら、ゲーム配信文化をさらに加速していきたいとコメントした。
【いちから プレスリリース】
VTuberグループ「にじさんじ」を運営するいちから株式会社は、任天堂株式会社の著作物の利用に関する包括的許諾契約を締結いたしました。
詳細はこちらをご覧ください▽https://t.co/D7zetAXEka
— いちから株式会社🎲 (@Ichikara_Inc) June 1, 2020