高精度アイトラッキング搭載の「VIVE Pro Eye」と、オールインワンタイプの「VIVE Focus Plus」の2機種を一般ユーザーにも開放。
HTC NIPPON株式会社(以下、HTC)は、エンタープライズ(法人)向け製品として販売していた「VIVE Pro Eye」と「VIVE Focus Plus」を、一般消費者にも販売を開始することを発表した。
「VIVE Pro Eye」は、プロレベルのサウンドとグラフィックと高精度なアイトラッキングを兼ね備えたVIVE製品のフラッグシップモデルで、IPD(瞳孔間距離)を自動的に検知することで、まばたきやウィンクなどの表現が可能になっており、VR空間でより感情豊かにコミュニケーションが取れるようになっている。
もうひとつの「VIVE Focus Plus」は、PCとの接続が不要な、オールインワンタイプのVRヘッドマウントディスプレイだ。付属のコントローラーが6DoFに対応していることから、前後左右、上下で自由に操作できるほか、長いケーブルがないことから持ち運びしやすく、肌が当たる部分に合皮素材を使うなど、手入れしやすくなっている。
また、アプリケーションストア「VIVEPORT」のVRコンテンツサブスクリプションサービスに加入済みのユーザーは、「VIVEPORT Streaming」機能を使うことでPCからVIVE Focus Plusへ、「バーチャルキャスト」などの対応コンテンツを送ってプレイが楽しめる。
メーカー希望小売価格はVIVE Pro Eyeが162880円(税抜)、VIVE Focus Plusは89750円(税抜)。各製品の詳細については、HTC VIVE公式サイトを確認してほしい。