新型コロナウイルス感染症の影響で多くの企業が広告出稿を控えたことから広告単価が計画を下回って推移。役員報酬の減額も発表。
株式会社GameWith(以下、GameWith)は、最近の業績動向等を踏まえ、2020年6月17日に行なった取締役会において、2020年5月期通期(2019年6月1日~2020年5月31日)の連結業績予想を修正することを決議した。
GameWithグループの売上高は、主にグループが運営するメディアの閲覧数に広告単価を乗じて求められている。
2020年は新型コロナウイルス感染症の拡大で、政府が4月に発令した緊急事態宣言の影響もあって、自宅でゲームをする人が増加して閲覧数では計画を上回っていたが、多くの企業が広告出稿を控えたことから、広告単価が計画を下回った。
上記の結果、第3四半期累計期間までの業績は概ね計画通りに推移していたが、第4四半期会計期間における売上高が計画に対して2割未達となり、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益も予想を下回ることになった。
修正後の業績予想は、売上高28億8900万円、営業利益4億700万円、経常利益4億900万円、親会社株主に帰属する当期純利益2億1500万円の見込みだ。
Gamewithは、この発表とともなって役員報酬の減額も発表している。