ネクソン、韓国のワンダーHDと合弁会社2社を設立 『マビノギモバイル』『KartRider』の開発に集中

ネクソン

新設会社で『マビノギモバイル』『KartRider: Drift』の開発及びリリースに注力。

株式会社ネクソン(以下、ネクソン)は、連結子会社であるNEXON Korea Corporation(以下 ネクソンコリア)が、韓国のグループ企業Wonder Holdings Co., Ltd.(以下、ワンダーHD)とともに、それぞれ50%ずつ出資して『マビノギモバイル』及び『KartRider: Drift』の開発を行なう合弁会社を2社設立することを発表した。

ネクソン 合弁会社

2019年9月にネクソンコリアとワンダーHDは、戦略的パートナーシップを締結。それ以降、ワンダーHDの代表取締役であるホ・ミン氏が、新規ゲーム開発戦略におけるアドバイザーとしてネクソンのゲーム開発に携わってきた。

今回の合弁会社の設立は、両社の関係がさらに発展した結果、ホ・ミン氏の関与による直接的な成果を得るため、新しい組織体制を構築することとなった。

新設する合弁会社のCEOには、「マビノギ」シリーズを手掛けたdevCAT Studioのエグゼクティブプロデューサーであるキム・ドンゴン氏と、「カートライダー」開発部門のエグゼクティブディレクターであるパク・フン氏が、それぞれ就任する。

また、ワンダーHD代表取締役のホ・ミン氏が、両プロジェクトのエグゼクティブプロデューサーに就任。これに伴い、ネクソンコリアにある『マビノギモバイル』及び「カートライダー」シリーズの開発部門を新設会社に移し、それぞれの環境で開発に注力していくとのこと。

今後、『マビノギモバイル』及び『KartRider: Drift』の成功を通じて、韓国のゲーム業界をリードする開発スタジオになることを目標に、ネクソンの開発スタジオが持つ独自の開発力とワンダーHDのトップクラスの人材を組みあわせ、世界的に愛されるネクソンのIPをこれまで以上に成長させていくとのこと。

ネクソンコリア 代表取締役 イ・ジョンホン氏のコメント
「ホ・ミン氏と開発戦略に関する議論を重ね、このたび合弁会社設立に至りました。最適な開発環境を構築し、『マビノギモバイル』、そして『KartRider:Drift』を世界中のプレイヤーに楽しんでいただけるゲームにしていくことをとても楽しみにしています。」

ワンダーホールディングス 代表取締役 ホ・ミン氏のコメント
「ネクソンのアドバイザーとして従事する中で、『マビノギモバイル』及び『KartRider: Drift』に大きな可能性を感じました。これらの開発プロジェクトに直接携われることを大変嬉しく思います。2つの新作タイトルを成功させ、合弁会社が成長できるよう最善を尽くして参ります。」

関連サイト

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