ついにXM Anomaly #Darsanaの東京会場が発表になりました! 同時にアフターパーティ会場では有志による『Ingress』グッズの頒布が行なわれるようです。楽しみですね!
☆2周年記念と共に世界ランキング1000発表
日本時間で11月15日までに獲得したAP数の世界ランキングが発表されました。
公式G+
https://plus.google.com/+Ingress/posts/EGxdVBj4U6j
世界TOPのAPはなんと1億4000万AP!!! 『Ingress』を始めてレベル8になるまで必要となるAPが120万APですので、その100倍以上を獲得していることになります。世界の頂点はまさに桁が違いました。
日本では日本初のレベル16エージェントのirmareさんが、世界10位でランキングに入っています。またほかにも数名、日本のエージェントがランキング入りを果たしています。Google+などで見知った名前があるかもしれませんので、一度ランキングを眺めてみてください。
☆Innovatorメダルの配布が完了
日本時間の11月18日早朝以降、『Ingress』へ最初にアクセスしたタイミングでInnovatorメダルの配布が始まりました。
15日までにエージェントレベルがそれぞれ3、9、11、13、14へ到達したエージェントに対して、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、ブラックが配布されました。個人的な話ですが、私もレベル11の取得条件を満たしていたため、これによりゴールドメダルを頂き、レベル14の条件であるゴールドメダル7つ、プラチナメダル1つを満たし、飛び級でレベル14に到達できました。
☆Android版が1.65へVerupされました。
細かいバグフィックスが中心のようです。
◆『Ingress』をプレイするうえでのテクニックを習得しよう
スキャナーをタップしていくだけと思われがちな『Ingress』ですが、実は細かいテクニックが存在します。そのいくつかを紹介したいと思います。
☆状態強制更新
ポータル確保の攻防が激しい場所で白ポータルを見つけ、ポータルをタップしてレゾネーターを挿そうとしたら、すでに敵側にレゾネーターを挿されていた、なんてことが起こります。これはスキャナー上で見えている情報が最新とは限らないからです。『Ingress』の世界の情報はサーバ上にデータがあり、スキャナーはその端末にすぎないわけですね。
普通にプレイしていても、ある程度の時間が経つと情報は更新され、ポータルの状態は変化しますが、激戦区などでは、それを待っているとどうにも不利な状況になることがあります。これをある程度解決する手段として「強制的に最新の情報を取得する」というテクニックがあります。
(1)ポータル画面を出す
(2)メニュー上部の戻るボタンや端末の戻るボタンをタップするのではなく、「OK」をタップし戻る
これだけです。「OK」を押したことでサーバーへの最新情報請求が行なわれて、通常の更新よりも早く情報が更新されます。ちょっとしたことですが、これだけでも意外と違いが出ることがありますので、確認してみてください。
☆廃人打ち
敵側レゾネーターを破壊するために打つXMPバースター。通常なら「Fire」のボタンの色が戻るまで待って次の弾を打ちます。あるいは「Fire」ボタンを長押しして、光の環が一番収束したときに指を離す「溜め打ち」をしていると思います。
普通はこれで問題ないのですが、ダメージ増を狙わずとにかく連射したいときがあります。その手順です。
▲(3)「Fire」をタップ。
これらを連続で繰り返すことでサーバーの応答を待たず、「OPS」ボタンで待機時間をキャンセルして、より多くXMPバースターを打つことが可能となります。ダメージ効率は溜め打ちよりも悪くなりますが、反撃判定が来る前に大量に打てるので時間効率は上がります。シールドを剥がしたいときには、かなりおすすめです。が、現在はUltraStrikeが有るため、あまり利用することは無いかもしれません。UltraStrikeが弾切れで、シールドをはがしたいときなどに使いましょう。
☆12月13日、東京で開催される「#Darsana PrimarySite TOKYO」は『Ingress』史上最大のイベントか!? どんでん返しも?
現在、世界各地で開催されている公式イベントシリーズ「XM Anomaly #Darsana」について復習を兼ねて簡単に説明します。
メインの開催地を「Primary Site」、サブ開催地を「Secondary Site」と呼び、指定された開催時間内に指定された範囲のポータルを一定時間奪い合い、開催時間内のどこかのタイミングでより多くのポータルやリンク、コントロールフィールド(以下CF)を確保していた陣営の勝利となります。またその開催に付随して「AdditionalCell」といって、REGIONAL SCORE(スキャナーから「OPS」→「INTEL」→「REGIONAL SCORES」で確認可能)を争うCellが指定されます。12月13日に、そのメイン開催地として東京で公式イベントが開催されます。
Google+公式イベントページ
https://plus.google.com/events/cpr60tp2jd6e1asr3p8k4iecfqc
11月27日、ついに具体的な場所が発表になりました。スタート地点は日比谷公園野外音楽堂。ゴールはベルサール渋谷ガーデン(渋谷駅……というよりは神泉ですね)となります。
そんな世界各国で行われているXM Anomaly「#Darsana」ですが、現在までの結果をまとめます。
開催地については第1回で紹介していますのでそちらも参考にしてください。
第1回
・10月18日開催
#Darsana01シリーズ結果 https://plus.google.com/+Ingress/posts/EQPqQJhvQ5u
Primary Site ブリュッセル(ベルギー) http://goo.gl/WvNfGc レジスタンス勝利
Satellite Site オーフス(デンマーク) http://goo.gl/hsg581 レジスタンス勝利
Satellite Site ベルン(スイス) http://goo.gl/bHqfBY レジスタンス勝利
Satellite Site ビリニュス(リトアニア) http://goo.gl/bAAn47 レジスタンス勝利
Satellite Site プネ(インド) http://goo.gl/A8xIPp レジスタンス勝利
#Darsana02シリーズ結果 https://plus.google.com/+Ingress/posts/12aSLKnGnTX
Primary Site ソルトレイクシティ(アメリカ) http://goo.gl/bX2Yir レジスタンス勝利
Satellite Site アンカレッジ(アメリカ) http://goo.gl/cLmRXl レジスタンス勝利
Satellite Site ホノルル(アメリカ) http://goo.gl/e720LN エンライテンド勝利
・11月15日開催
#Darsana03シリーズ結果 https://plus.google.com/+Ingress/posts/LDwPgq8wofG
Primary Site ニューオーリンズ(アメリカ) http://goo.gl/fvv5sv エンライテンド勝利
Satellite Site オクラホマシティ(アメリカ) http://goo.gl/LxA2XL レジスタンス勝利
Satellite Site サントドミンゴ(ドミニカ) http://goo.gl/wlGmJI レジスタンス勝利
Satellite Site バージニアビーチ(アメリカ) http://goo.gl/yvPYai レジスタンス勝利
以上、PrimarySiteでレジスタンスが2勝、エンライテンドが1勝、SatelliteSiteでレジスタンスが8勝、エンライテンドが1勝とレジスタンスが圧倒しました。
またこれに付随して開催されたAdditionalCellでの結果は以下のようになりました。
レジスタンス 41勝
エンライテンド 27勝
以上の結果、11月18日時点での総点数差は次のとおりです。
レジスタンス 299.8ポイント
エンライテンド 92ポイント
すでにレジスタンスがエンライテンドに約3倍のスコア差をつけて圧倒しています。そして12/13に行われる東京を含めたイベント予定地は合計12都市となっており、現在のところ以下のようなポイントになる予定です。
Primary Sites (20) — 3都市 20×3=60
Satellite Sites (5)– 9都市 5×9=45
TOTAL 105
トータルで105ポイントしか無いため、12月13日開催のイベントでレジスタンスが全敗したとしても「#Darsana」としてはレジスタンスの勝利が決まってしまっています。これでは12月13日は消化試合となってしまいそうですが、おそらくエンライテンド陣営にも勝利の可能性を与えるために、最終戦シリーズとなる12月13日開催について、ルールが改正される可能性が出てきました。
イベントの途中でルールが変わるなどということは、それまでの各国エージェントたちの努力が報われない可能性もありますが、そこは「盛り上げる」ために改正される可能性が高い……と、ベータテストからプレイしている古参エージェントたちは考えています。本当にこればかりはどうなるのかがわかりません。
また東京ではすでに参加予定が3,000人を越えていて、『Ingress』のイベント史上、世界でも過去最大の動員となる見込みです。その準備も着々と進んでいるようで、山手線沿線ではポータル申請からわずか1日も経たずにポータルが生まれています(これまでは数か月かかるといわれていました)。
ポータル密度も急激に上がっており、攻防が行なわれる範囲(これをクラスターと呼びます)を作る前準備なのではないか、とプレイヤーの間では疑われています。
一方、各陣営とも、各地で補給のために、前回で説明しましたフラッシュファーム(以下FF、※1)が頻繁に行なわれているようです。敵陣のFFを感知すると、十分な補給をさせないように妨害へ向かうといったこともあるようで、「#Darsana」を意識した活動が活発化しています。
ルール変更の有無はともかく、両陣営が全力を上げて戦うことになるのは間違いありませんから、みなさんも遠足の前のように準備をして本番に備えましょう。フルに戦うために必要な物資の予想はXMPバースターが1,200、パワーキューブが200、レゾネーターが300ぐらいでしょう。なるべくそれに近づけるように調整していきたいところです。
◆前回のイベントの様子をみてみよう
実際にどんな感じになるのかは過去の情報を得るのが一番です。前回夏のイベント「#Helios(ヘリオス)」においても、今回と同じようにAnomalyも行なわれました。そのひとつであるアメリカ・デトロイトでの公式ドキュメンタリーがYouTubeにアップロードされてるのでご紹介します。
Ingress Obsessed 8 – Battle for Detroit, Pt. 1
Ingress Obsessed 9 – Battle for Detroit, Pt. 2
こちらを見れば、当日の雰囲気の一部がわかると思います。ただ、今回の東京はすでに参加予定者がデトロイトの7~8倍となっているため、規模も人数も桁違いになりそうです。「#Helios」のときのデトロイトでは、映像にあったようにエンライテンドが戦前からボーナスの付く「ボラタイルポータル」の情報の入った封筒(「デッドドロップ」と言います)を入手し、有利に進めて最後まで圧倒し勝利しました。「デッドドロップ」とは、スパイ映画などで見られる、マイクロフィルムに機密情報を入れて渡す……ようなアレです。『Ingress』の場合は封筒になっていて、開催地のベンチ、ゴミ箱、木などに隠されており、「ボラタイルポータル」のヒント(通常はポータルの写真)が入っています。ボラタイルポータルはスキャナー上ではほかのポータルとまったく見分けがつかないのですが、通常のポータルに対して10倍の得点が割り当てられているため、これを見つけ確保することが、戦況に大きな影響を与えます。
なお、デッドドロップについては、過去、公園の器物を損壊させてしまう事件があり、東京では設置されない可能性もあります。ボラタイルポータルについては設定されるため、公式ツイッターまたはGoogle+にて直前にヒントが展開されると思われます。ただポータルをとりあうだけじゃなく、こうした宝探しみたいなこともあるので、わくわくしますね。
◆世界初!? 12月13日のアフターパーティーにて『Ingress』オンリー即売会が開催される!?
『Ingress』運営のNiantic Labs川島さんからファン活動としてのグッズ制作・頒布について案内がありました。
https://plus.google.com/u/0/+MasashiKawashima/posts/RNHKcirVjX6
すでに本記事が掲載されるころには、頒布側エージェントの申し込みは締め切られていますが、各エージェントが作った『Ingress』グッズを頒布するスペースがアフターパーティー会場に設けられるようです。会場の発表が記事執筆時点ではないのですが、おそらくゴール地点のベルサール渋谷ガーデンと推測されます。各エージェントが知恵を絞ったグッズが作られると思います。「#Darsana」に参加されるみなさんは、こちらもひとつの楽しみにしてはどうでしょうか。
なお、今回のグッズ頒布はイベントでのファン活動としての対応であり、Googleは商売としてのIngressグッズ制作については許可していませんので、ご注意ください。
※1 フラッシュファーム
レベル8以上のエージェントを8名集め、ポータルが密集している場所で、一気に攻撃してデプロイし、レベル8ポータルを複数作ります。その後MODでマルチハックを入れてHack可能回数を増やし、さらにヒートシンクを入れて次回Hackまでの待機時間を短くします。これらをHackすることで、貴重な高レベル帯のバースターやレゾネーターが大量に手に入るわけです。
あっという間に一時的な補給基地をつくってしてしまうので、フラッシュファーム=「一瞬の農場」といわれています。レベル8が8人集まらなくても、3人集まればレベル7ポータルは作れるのでそれでそのまま実施する場合もあります。
(ポータルのレベルで出現するアイテムは変化することと、ポータルレベルは挿されえたレゾネーターのレベルの平均で決まることから)