enish、本社移転や人員適正化による転職支援金で特別損失3億円超の計上を発表 

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ラピロス六本木に本社を移転する諸経費3億1000万円と、退職する従業員へ支払う転職支援金2000万円を特別損失として計上。

株式会社enish(以下、enish)は、事業縮小に伴い、2020年12月期第2四半期会計期間(2020年4月1日~2020年6月30日)において、本社移転に伴う特別損失3億1000万円、人員適正化に伴う特別損失2000万円、合計3億3000万円の特別損失を計上することを発表した。

enish 特別損失

本社移転に関しては、これまで、六本木ヒルズ森タワーを本店、ラピロス六本木をサテライトオフィスとして事業を展開してきたが、六本木ヒルズ森タワーを閉じ、ラピロス六本木を本店とすることを、2020年6月25日に行なった取締役会で決定したとのこと。

これは、テレワーク(在宅勤務)制度の導入及び活用で、新たにオフィスを賃借することなく、ラピロス六本木に集約できると判断したことによるもので、これにより、六本木ヒルズ森タワーに対する残存賃料、その他移転に伴う諸経費として本店移転損失2億8000万円、原状回復費用に関する減損損失3000万円を特別損失として計上することになったという。

また、人員の適正化に向けて、退職する従業員に対し転職支援金を支払うことを決定し、その費用として特別退職金2000万円も特別損失として計上する予定だ。

一過性の費用が特別損失として計上されることになったが、enishとしては長期的な収益改善に繋がるものと考えているとのこと。

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