gumi、子会社gumi X studioのVRゲーム『Frostpoint VR』をThirdverseに譲渡

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現段階ではXR事業で安定的な創出は厳しいと判断。『ソード・オブ・ガルガンチュア』を手掛けるThirdverseに該当ゲームの資産を譲渡。

株式会社gumi(以下、gumi)は、6月30日に行なった取締役会において、連結子会社である株式会社gumi X studioが保有するVRゲーム『Frostpoint VR(旧タイトル、Wasteland:Frost Point)』にかかわるグローバル配信権及びその他一切の資産を、株式会社Thirdverseへ譲渡することを決議したことを発表した。

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gumiでは、これまでXR領域において、連結子会社である株式会社gumi X Realityを通じた投資や、それを通じたコンテンツ開発を行ない、国内外の有力企業との戦略的連携をはかることで、将来における収益基盤を構築し、XR事業の早期の収益化を目指してきたが、XRにかかわるデバイスの普及が、gumiが当初想定していたよりも緩やかであることなどから、現状で安定的な収益を創出することが難しい状況だという。

現在、gumiでは、キャッシュフローの健全性の向上をはかるため、モバイルオンラインゲーム事業における収益力の最大化が、グループの成長のための第一優先であると判断されており、今後のキャッシュの支出を抑制すべく、『FrostpointVR』を譲渡することが、gumiグループとしての最善策と判断し、VRアクションゲーム『ソード・オブ・ガルガンチュア』も手掛けているThirdverseに譲渡することを決定した。

『Frostpoint VR』にかかわるグローバル配信権とその他一切の資産の譲渡価格は2億8900万円。譲渡日は7月3日(金)予定しているとのこと。

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