TGS2015で一番インパクトがあるブースは?と聞かれれば、多くの人が『グランブルーファンタジー』のブース、と答えるのではないだろうか。巨大な面積で出展しているCygamesが会場内に作り上げた『グランブルーファンタジー』の世界は、それほどのインパクトに満ちていた。
今回のCygamesブースの目玉は、体験プレイでも単なるステージイベントでもなく、ゲームの世界を存分に感じさせるもの。TGSでのブースの見せ方としても、大きな挑戦と言える出来になっている。
▲コンパニオンさんの後ろに浮いているのが、目玉の巨大グランサイファー!
ブースの中央にあるのが、8分の1サイズで建造された主人公たちの愛船グランサイファー。8分の1とは言っても、約25メートルもの大きさがあり、地上にある甲板にはしっかり乗船もできる、まさに“建造物”だ。おそらく、東京ゲームショウ史上でも最大クラスの一作ではないだろうか。このグランサイファーは常時ライトアップされ、空飛ぶ帆船としての迫力をこれでもかと感じることができる。
グランサイファーの周りを固めるのが、『グランブルーファンタジー』キャラクターに扮した公式コスプレコンパニオンさんたち。特にメインキャラクターの再現度は見事なもので、写真撮影を求める声が途切れることはなかった。
もうひとつの大掛かりな建造物が、巨大LEDビジョンを中に収めたシアター。外観は非常にキッチリとしたヨーロッパ風の建築で、当時のものをそのまま運んできた、と言われても納得するほどのこだわりよう。
内部は巨大なビジョンを近い距離で楽しめるため、迫力は満点。星の民の物語や、キャラクターの過去、TGS限定イベントについての物語などを体感することができる。
今回のブースでは、TGS2015と連動して会場限定仕様の先行配信イベントを楽しめるのも面白いポイントだ。ゲーム内イベントではバトルやクイズが楽しめるほか、ゲーム内から、会場ブースのグランサイファー乗船やシアター入場の予約抽選に申し込むことができる。『グランブルーファンタジー』を実際にプレイしている人にブースを満喫してほしい、という出展側のサービス精神が伺える、良心的な予約方法と言えそうだ。
ブースではこのほか、ステージで「ぐらぶるちゃんねるっ!」公開収録や、スペシャルコンサートなどが実施。また、ブース全面の巨大ビジョンでは、常時『グランブルーファンタジー』世界を味わえる映像が展開されている。
会期初日の17日には、『グランブルーファンタジー』のTVアニメ化プロジェクトも発表。アニプレックス、A-1 Picturesという有力なパートナーとともに、アニメで『グランブルーファンタジー』の世界が展開されることになる。
今年のTGS2015に行ったら、必ず見ておきたいブースのひとつと言えそうだ。
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